Vengineerの戯言

人生は短いけど、長いです。人生を楽しみましょう!

2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

OSCI TLM 2.0

Verification Engineerの戯言 もうすぐ、DACです。 OSCIのTLM 2.0もたぶん、DAC前に公開されるのでしょう! OSCIによるDACのでイベントは、ここ! 検証、Verification、SystemC、TLM 2.0

OVMロゴ入りノートとボールペン

Verification Engineerの戯言 2008.5.29(木)に新横浜国際ホテルで開催されたOCP Technology Forum 2008の懇親会でMentorさんから頂いたOVMロゴ入りのノートとボールペンです。ノートの表紙は金属なんです。 OVM、Open Verification Methodology

今週の映画鑑賞、5/25-5/31

映画好きの戯言 ヴィレッジ/THE VILLAGE(2004)(テレビ) DVDで見ようと思っていましたが、いつの間にか、新作(準新作)コーナーから無くなってしまったので、忘れてしまった。 先週、テレビでやることを知って、みました。 ストーリーはちょっと昔の話と思って…

queueのdelete関数に引数がない?

Verification Engineerの戯言 VMM-1.0のsv/std_lib/vmm_scheduler.svファイルの次の部分をみてください。 task vmm_scheduler::schedule_cycle(); vmm_data data; vmm_channel srcs[$]; int unsigned ids[$]; while (1) begin srcs.delete(); ids.delete(); …

functionの中でtaskが呼ばれている?

Verification Engineerの戯言 VMM-1.0のsv/std_lib/vmm_channel.svファイルの次の2つの関数の中でtaskが呼ばれています。 (見つけちゃったんです。) function vmm_data vmm_channel::unput(int offset); function vmm_data vmm_channel::remove(); 呼ばれて…

SystemVerilog Methodology Groupを立ち上げました!

Verification Engineerの戯言 VMMのソースコード公開に伴い、SystemVerilogのメソドロジ(OVM、VMM)に関するディスカッションを行うために、SystemVerilog Methdology Groupを立ちあげました。どなたでも参加できます。 P.S 以前立ち上げたVerification3 0は…

VMMがオープンソースになって、思うこと?

Verification Engineerの戯言 今回、VMMがOVMと同じライセンス(Apache License 2.0)でソースコードが公開されました。 これによって、誰でも2つのメソドロジーの実装にアクセスできることになりました。 そして、VCSでなくても、VMMを使うことができます(使…

SynopsysからVMM公開の正式アナウンス

Verification Engineerの戯言 SynopsysからVMM公開の正式アナウンスがありました。 米国:Synopsys Synopsys Releases Proven VMM Methodology Standard Library and Applications Under Apache Open Source License 日本:Synopsys シノプシス、VMM標準ライ…

VMMをApache License 2.0でソースコード公開に!

Verification Engineerの戯言 とうとう、VMMもApache License 2.0でソースコードを公開しました。 たぶん、このブログが一番早い、記事になると思います。 これに伴い、Synopsysは、VMMCentralというサイトを立ち上げました。このサイトからダウンロードでき…

Accellera Verification Working Group Forming?

Verification Engineerの戯言 Verification GuildのAccellera Verification Working Group Forming?のスレッドで、JanickさんからWGの目的が展開されました。 そして、WGのメンバーになると、VMM(RAL等を含む)のソースコードをダウンロードできるようです。 …

program blockを使わない理由は?

Verification Engineerの戯言 OVM Forumに、program blockをなぜ使わないのか?という質問がアップされ、MentorのDaveさんが回答しています。 検証、Verification、SystemVerilog、OVM、Open Verification Methodology

ovm_driverクラスからの戻り値をチェックするには?

Verification Engineerの戯言 OVM 1.1版 [ item_doneを実行すると?]で説明しましたように、ドライバ(ovm_driverクラス)でitem_done関数を使って、アイテムを返したときは、 そのアイテムをチェックしたいときは、 ovm_sequence::post_doタスクを再定義して…

item_doneを実行すると?

Verification Engineerの戯言 OVM 1.1版 Sequenceの例題で、ovm_driverクラスを継承するsimple_driverクラスをみました。 simple_driverクラスのrunタスクでseq_item_prod_ifのget_next_itemタスクでアイテムを獲得し、 item_done関数で終了を通知しています…

ovm_test_top

Verification Engineerの戯言 ovm_testクラスを継承してテストを記述した場合に、ovm_print_topology関数を実行すると、 ovm_test_topが最上位階層として表示されます。 # ---------------------------------------------------------------------- # Name T…

ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛

映画好きの戯言 今回の劇場での映画鑑賞(今年14本目)は、5/21から先行公開されている ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛 THE CHRONICLES OF NARNIA: PRINCE CASPIAN(2008)。 第1作目である4ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女(2005)はこの…

今週の映画鑑賞、5/18-5/24

映画好きの戯言 スリー・キングス/THREE KINGS(1999)(GyaO) たぶん、2回目? シティ・オブ・エンジェル/CITY OF ANGELS(1998) 人間を愛した天使。天使を愛した人間。永遠を捨て、Free Will(自由意志)を得るために人間になった天使。 そして、感じることがで…

Layered Stimulusの例題、その4

Layered Stimulusの例題、その4 Verification Engineerの戯言 examples/layered_stimulus/basic_scenario_norandomizeは、 シナリオのbodyタスクでapplyタスクを実行するときに、 第三引数を0にし、第一引数の制約付きランダム生成を実行しないようにしてい…

DVT

Verification Engineerの戯言 Eclipse pluginsとして、eとSystemVerilogをサポートするDVTというツールがあることをSCDSourceの記事から知りました。 最新版(1.4.1)は、150ユーロ/1年ですが、 1.3.1はライセンスフリーのようです(ただし、ライセンスの発行は…

SCDSourceのe(P1647-2008)の記事

Verification Engineerの戯言 SCDSourceにeの標準化に関する記事IEEE 'e' language update shows continuing momentumがアップされました。 IEEE 1647のサイトでは、 * On May 9 the IEEE-SA Standards Board approved P1647-2008 as a revision standard to…

オブジェクトの配列をランダマイズするには?

Verification Engineerの戯言 Specman VerificationにRandomizing an array of objects in SVがアップされました。 オブジェクトをランダマイズするのは簡単ですが、オブジェクトの配列をランダマイズするのは結構手間? まあ、チェックしてみてください。 P.…

Layered Stimulusの例題、その3

Verification Engineerの戯言 今回は、scenarioAクラスとmy_driverクラスについてです。 scenarioAクラスは、次のようにbodyタスクとpre_applyタスクを定義しています。 `define num_loops 10 class scenarioA #(type REQ = ovm_sequence_item, type RSP = o…

Nusym Technology?

Verification Engineerの戯言 SCDsourceに、Nusym Technologyに関する記事が2つアップされました。 Lifting the fog on verification intelligence Nusym promises high coverage with 'intelligent verification' Nusymのサイトによると、2008.5.13にデビュ…

Layered Stimulusの例題、その2

Verification Engineerの戯言 Layered Stimulusの例題、その1で紹介した「Layered Stimulus」のうち、 上の3つ(basic_scenario_xxxx)はscenarioの基本的な使い方になります。 まずは、基本中の基本であるexamples/layered_stimulus/basic_scenarioを見ていき…

今週の映画鑑賞、5/11-5/17

映画好きの戯言 真・雀鬼10/雀鬼VS黒の雀鬼!悪夢の麻雀勝負(2001)(GyaO) 真・雀鬼シリーズもようやく半分(10/19)。高杢も出ています。それから室田のおじさんも! 幸せのレシピ/NO RESERVATIONS(2007)(DVD) 邦題より、原題の方がいいと思う! CUBE …

ovm_env::run_testタスクおよびrun_testタスクの実装(OVM 1.1の場合)

Verification Engineerの戯言 OVM 1.1では、ovm_rootクラスが導入されたことによりovm_envクラスの実装がシンプルになりました。 ovm_env:run_testタスクは、ovm_rootクラスのrun_testタスクを呼ぶようになりました。 task ovm_env::run_test(string name=""…

Synopsys:Verification Seminar Schedule

Verification Engineerの戯言 4月から始まったSynopsysのVerification Seminar。日本での開催は7月8日です VMM Applications Overview というのがあります。 検証、Verification、SystemVerilog、VMM、Verification Methodology Manual

引数を指定しないときのrun_testタスクの動作は?(OVM 1.0/1.0.1の場合)

Verification Engineerの戯言 OVM 1.0/1.0.1版 run_testタスクを引数無しで実行したら、どうなるのでしょう! ovm_env::run_testタスクを引数無しに実行すると、次のコードが実行されます。 task ovm_env::run_test(string test_name=""); if (m_comp_list.s…

OVM 1.0/1.0.1 : ovm_env::run_testタスクの実装

Verification Engineerの戯言 OVM 1.0/1.0.1対応 ovm_env::run_testタスクは、src/base/ovm_env.sv内で次のように実装されています。 最初に、シミュレータ実行ときのパラメータ引数(+OVM_TESTNAME=...)の部分をチェックしています。 task ovm_env::run_test…

OVM : set_global_stop_request関数(OVM 1.1版)

Verification Engineerの戯言 2008.2.11のブログでOVM : set_global_stop_request関数(OVM 1.0/1.0.1版)を書きましたが、OVM 1.1では実装が変更されました。 set_globa_stop_request, set_global_stop_timeout、global_stop_request関数は、 ovm_component…

OVM : ovm_print_topology関数(OVM 1.1版)

Verification Engineerの戯言 2008.5.1にOVM : ovm_print_topology関数(OVM 1.0/1.01版)を書きましたが、OVM 1.1版ではovm_print_topology関数の実装が変更になりました。 OVM 1.1版 ovm_print_topology関数は、ovm_root.svhファイルで定義されています。 (o…