Vengineerの戯言

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Arm Ethos-U55は、Cortex-Mシリーズと一緒に使うんだって。

@Vengineerの戯言 : Twitter
SystemVerilogの世界へようこそすべては、SystemC v0.9公開から始まった 

The Linley Spring Processor ConferenceでのArmのこの講演ビデオ

 Cortex-M55だけだと思っていて、スルーしていたけど、後半はなんと、NPUであるEthos-U55の内容だったので、見た。

Ethos-U55は、Cortex-M55、M7、M33、M4 用の NPU なんですね。

  • 8ビットと16ビット activations (重みは8ビット)
  • 重みの圧縮もできる。
  • 32/64/128/256 MAC / clock cycles (8ビットは1クロック、16ビットは2クロック必要)

処理の流れ

  • Activations用のデータは、SystemSRAMに置いておく前提。
  • DMAにて、SystemSRAMからデータを読み込む。
  • 終了したら、割り込みで通知

なので、MPU側は何もしないでいいと。

 

TensorFlow Lite Micro をサポート。Int8が前提。

NPUは ドライバ経由Ethos-U55を使って、Cortex-Mの時はCMSIS-NNを使うと。

 

アプリケーションの例として、

  • Cortex-M55では、keyword wake-up, audio processing
  • Ethos-U55では、Automatic Speech Recognition

をやるというものがありますね。

Cortex-M7飲みに比べて、Cortex-M55+Ethos-U55と一緒に使うと50倍速くなって、25倍消費電力効率が良くなったと。

 

ArmのEthos-U55のページ

www.arm.com

NXPの発表もあった。

www.nxp.jp