@Vengineerの戯言 : Twitter
SystemVerilogの世界へようこそ、すべては、SystemC v0.9公開から始まった
昨日の続きです。
IPU-FABRICにある
- IPU-SYNC
- IPU-GWLINKS
とは何か?
そのヒントは、ブログの中にあるビデオにありました。その8:00に IPU-Machine M2000のケーブルが刺さっている部分が映し出されます。その中で、オレンジ色のケーブルが刺さっているコネクタの上に、
- SYNC 1-8
水色と黄色のケーブルが刺さっているコネクタの上に
- Mgt GbE 1-2
その隣のコネクタの上に
- IPU GW Port 1, 2
とあります。
その隣に、上下との接続しているケーブルがあります。これは、
- IPU-LINKS
ですね。
オレンジ色のケーブルが刺さっているのは、GbE のコネクタですね。となると、IPU-SYNCは GbEなんだと思います。ケーブルは上下に2本ずつ接続されています。
SoCから直接8本のGbEが出ているのか?途中でGbE SWがあるのかは分かりませんが、8ポートがGbEとして使われているようですね。
Mgt GbE 1-2 は、IPU-FABRICの図(URL組み込みで取り込んでいます)の右側にある OpenBMC Management用のポートっぽいです。
そして、IPU GW Port 1,2 が図の黄色の IPU-GWLINKS になるようです。
では、この IPU-GWLINKS はどこに接続するのでしょうか?
それは、昨日も説明しましたが、「3D Ring Topology」のビデオの後半に出てきます。
下図は、ビデオの一部を画像として引用しています。青色の線が左右の Rack に接続しています。この青色の線に接続するのが、IPU-GWLINKS なんだと思います。
つまり、同じRack内のIPU-Machine M2000 間は、IPU-LINKSで接続し、違うRack間は IPU-GWLINKS で接続する。これによって、3D Ring Technology というものを実現しているっぽいです。
IPU-FABRICから8組のIPU-LINKSを除いた、752 Gbps をこの2本(IPU-GWLINKS)で使うとなると、372 Gpbs ぐらいの転送レートが必要ですね。どのようなもので実装しているかはここではわかりません。
ここまでは、今回の発表のブログや技術解説等でわかりました。
が、実は、ここだけ見ると、あーそうなんだ、と思うのですが、
明日のブログでは、そこのところを説明したいと思います。