Vengineerの戯言

人生は短いけど、長いです。人生を楽しみましょう!

Linkey Fall Processor Conference 2020 の講演ビデオが公開されている(限定かも)

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SystemVerilogの世界へようこそすべては、SystemC v0.9公開から始まった 

公式には、ここ からユーザー登録すると、Proceedings & Event Videos が見られる権利を獲得できるようだが、
Youtube に何本かの講演ビデオがアップされています。

その講演ビデオの中の 「Keynote: Application Specific Accelerators Extend Moore's Law」では、いろいろなアクセラレータが紹介されています。
アクセラレータを Big Cores vs Little Cores というポイントで分類したのがスライドの11ページです。下記のその画像を引用します。

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Big Cores vs Little Cores

スライドの中では、

  • Cerebas : 401,856 cores
  • Graphcore 1,216 cores
  • NVIDIA A100 : 112 cores
  • Hauwei : 32 cores
  • Qualcomm : 16 cores
  • Habana : 8 cores
  • Alibaba: 4 cores
  • TPUv3 : 2 cores
  • Groq : 1 core

と分類しています。NVIDIA A100 の 112cores は何をもってコアとしているのがよくわかりません (Streaming Processor なら 108 個なのですが)

コアとは違うプログラムが動く単位ということのようで、それなら、NVIDIAGPUは基本的には1コアだと思うのですが。。。

この中には、Samba Nova と Tenstorrent が載っていません。
Samba Nova は、640 PMUs and 640 PCUsということで、640 cores になるんでしょうかね。
Tenstorrentは120 cores っぽです。
Tenstorrent: Relegating the Important Stuff to the Compilerwww.youtube.comで説明しています。

こうしてみると、Cerebras の 401,856 cores がいかに多いかがわかります。7nmで開発中のものはもっと多くて、850,000 になるようです。
Cerebrasは、巨大なFPGAということをこのブログでも書きましたが、配置配線が大変そうです。
2019年12月17日なので、もう1年になるんですね。早いなー。
vengineer.hatenablog.com