@Vengineerの戯言 : Twitter SystemVerilogの世界へようこそ、すべては、SystemC v0.9公開から始まった
早いもので、今年も半分が過ぎ、今日7月です。夏が本番になる時期になりました。まだ、梅雨ですが、夏を楽しみましょう!。
はじめに
この記事。
ちょっと前から、Sapphire Rapidsって、DDR5だけでなく、HBMも載っているというのは Twitter の TL に流れてきてたけど、Intelが正式に発表。
Sapphire Rapids
- DDR5
- PCIe Gen5
- CXL 1.1
- AMX (Advanced Matrix Extensions)
- High Bandwidth Memory (HBM)
- support Crow Pass, the next generationof Intel Optane memory
- 10nm Enhanced SuperFin
ということのようです。
記録のために、下図を引用します。
Aurora
Sapphire Rapids は、Aurora で Ponte Vecchio と共に使われるようです。確か、このブログでも紹介した気がします。
記録と説明のために、下図を引用します。2個の Sapphire Rapids と 6個の Ponte Vecchio が搭載されています。
DGX A100の対抗になる?
この Aurora は、NVIDIAの DGX A100 との対抗になるのでしょうか? DGX A100は、AMD EPYC ROME x2 + A100 x 8 + NVSwitch x 6 です。 Sapphire Rapidsは、DDR5、PCIe Gen5 をサポートするので、CPU側はAMD EPYC ROME より性能よさそうですが、Ponte Vecchio は6個なので、A100 x8 より性能いいのでしょうか? おまけに、NVIDIA DGX A100 SUPERPOD では、計算ノード間をMellanoxのInfiniBand HDR (200G) で接続していますか、Auroraの場合はどうなっているんでしょうかね?
Auroraの Interconnect を調べたら、Slingshot というのが出てきました。
Slingshot uses a 64-port switch (called Rosetta) with 12.8 Tb/s/dir per switch coming from 64 200 Gbps ports.
とありました。この64ポートって、何台のAuroraが接続するんでしょうかね。
Cray Slingshot; Dragonfly; 8 fabric endpoints per node
とありました。各ノードから8本出ていることになりますね。
製品もありました。Switchが水冷になっています。
おわりに
Intel、CPUではAMDで攻められっぱなし、GPUではNVIDIAとAMDにはなかなか追いつけない状態でしたが、今回正式に発表になった Sapphire Rapids と Ponte Vecchio でどこまで追い上げられるかがポイントじゃないでしょうかね。。。
さあ、どうでしょうか?