Vengineerの戯言

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昨日のAuroraに出てきた HPE/Cray の Slingshot-10 なるものを調べてみた

@Vengineerの戯言 : Twitter SystemVerilogの世界へようこそすべては、SystemC v0.9公開から始まった 

はじめに

GREEN500のTOP10の内、 1位のMN-3と6位のPerlmutter以外は 計算ノード間のインターコネクトにMellanox HDRを使っていますね。

Perlmutterは Slingshot-10 なるものを使っています。今回は、この Slingshot-10 について調べました。

Slingshot

HPE/Crayのサイトに、Slingshot のページがあります。

www.hpe.com

このSlingshotて、HPE/Crayの200Gbps Ethernetのシステムなんですね。

We mentioned that Cray Slingshot implements this new protocol called HPC Ethernet.

とありました。

面白いブログも:Cray Shasta, Slingshot このブログによると、PCIe Card 側は、Mellanox ConnectX-5 NIC。SwitchはBroadcom Tomahawk 3 Ethernetスイッチで。独自開発ではない。

Rosetta

Rosettaという64ポートのスイッチ。TSMC 16nm、250W

fuse.wikichip.org

IB HDR (200G) よりも性能がよいようですね。。。

Boradcomでの製品名:BCM56980 Series, 12.8 Tbps StrataXGS® Tomahawk® 3 Ethernet Switch Series

  • 256 x 56G PAM-4
  • 32 x 400GbE, 64 x 200GbE, 128 x 100GbE

おわりに

コモディティをうまく使い、スパコンにしているんですね。

追記)、2022.06.01

An In-Depth Analysis of the Slingshot Interconnect

関連記事:

www.nextplatform.com

StrataXGS Tomahawk 4 Series

www.hpcwire.com