@Vengineerの戯言 : Twitter SystemVerilogの世界へようこそ、すべては、SystemC v0.9公開から始まった
はじめに
恐れのない組織 - 「心理的な安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす を読みました。 紙の本は2420円ですが、Kindleは半額の1210円です。文字以外の部分は、Kindleだと読みにくいですが、半額ならね。
心理的な安全性?って、Googleからじゃないんだね。
あたしは、この「心理的な安全性」ということは、下記のツイートにあるように、Googleが発表したものだと思っていました。2年ぐらい。
心理的安全性って、Googleが発表したものなんですね。https://t.co/kkr9TSjNB4
— Vengineer@ (@Vengineer) 2019年9月23日
この「心理的安全性」って、
古き良き古典的な会社では、
全く持って意味がないとおもうんですよね。
何故なら?
指示命令が基本だから。
英語では、psychological safety
この件に関しては、2016年3月31日にこのブログで書いていました。
著者のエイミーC. エドモンドソン さんとは?
ダイアモンド・ハーバード・ビジネスレビューに下記のような紹介ページがありました。かなり詳しく書いてあります。
心理的安全性って、何?
上記のダイアモンド・ハーバード・ビジネスレビューのサイトに、
チームの「心理的安全性(psychological safety)」に着目した。「心理的安全性」とは、関連のある考えや感情について気兼ねなく発言できる雰囲気や環境を指す。
とありました。
あ、「心理的安全性」じゃなくて、チームの「心理的安全性」なんだ。。。だから、Googleの「プロジェクト アリストテレス」の研究に繋がるんだ。。
ということは、チームが変わると状況が変わる。。。。
昨年に、この「心理的安全性」がTwitterによく流れてきたのですが、組織の「心理的安全性」っぽい表現していたのような気がします。 組織だと、範囲が広いのでその中での「心理的安全性」を保つのが難しそう。。。
今回読んだ本、原題「、The Fearless Organization: Creating Psychological Safety in the Workplace for Learning, Innovation, and Growth, 2018.」は、この「心理的安全性を生み出す重要性」について、書いたんだって。。。
「チーム」から「チーミング」
エドモンドソンの定義によれば、チーミングとは、複雑で不確実性の高い状況でもっとうまい仕事のやり方を考え出しながら、協働して課題を片づける方法である。市場での競争が激化し、顧客ニーズの予測しにくい今日の事業環境では、メンバーを固定するのではなく、組織内外の分野の異なるメンバーで結成される創発的なチームワークである「チーミング」が必要とされる、と主張する。
ということで、「チーム」から「チーミング」が必要だと。。。
このお話として、TEDにて、「他人同士の集まりをチームに変える方法」で12:37のビデオが公開されています。(めっちゃ、足が細いのが気になりました。。。)
おわりに
「心理的安全性」、この言葉だけだと、いろいろなとらえ方があるとおもうんだけど、この本を読んでみて、思ったことは。。。
個人の総合力、と、組織での個人の総合力を束ねる力 だと、束ねる力の中に、「心理的安全性」が重要だということに。。。