はじめに
Intel Invester Meeting 2022 にて、Intelは E-Core ベースの Xeon Siera Fortest を発表しました。
2024年リリースで、Intel 3 にて製造するようです。
Xeon D を振り返る
Wikipedia によると、
- Broadwell Based : Q1 2015 - Q2 2017、Xeon D-15XX、max 16コア@1.8GHz
- Skylake Based : Q1 2018、Xeon D-21XX、max 18コア@1.6GHz、16コア@2.2GHz、base frequency 2.3-1.6GHz
- Hewitt Lake Based : Q2 2019、Xeon D-16XX、max 8コア@2.8GHz
- Ice Lake Based : 2021.4 announced
上記のように16コア以上だと、Q1.2018 の Skylake based の Xeon D-21XX から出ていないっぽい。
追記)、2022.02.25
Ice LakeベースのXeon D-2700/1700
発表されたのは、Xeon D-2700/Xeon D-1700の両シリーズで、前者は2018年に投入されたSkylake(開発コード名)ベースのXeon D-2100の、後者は2019年に投入されたHewitt Lake(開発コード名)ベースのXeon D-1600シリーズの後継となり、エッジサーバー向けの製品として投入される。
コア数はXeon D-2700が20~4コア、Xeon D-1700が10~4コアとなる。Xeon D-2100が16~4コア、Xeon D-1600が8~2コアだったことを考えるとどちらもCPUコア数が増えている。
E-Core
Alder Lake に投入された E-Core
Alder LakeのE-Coreの性能は、下記の記事によると、Core i3-9400F 2.9/4.1 GHz(92.0%)、Pyzen 3 3300X 3.8/4.3GHz(96.9%) と Core i5 10400F 2.9/4.3GHz (109.5%)の間。
下記の記事では、Alder Lake の E-Core と Skylake(第6世代Core) との比較を行っています。
結果的には、E-Core x 4 == Skylake 2core/4Thread って感じのようです。
となると、E-Core x 4 を 10 個入れれば、Skylake 20 コア相当になるということですね。
下の Alder Lake の die shot は、このツイート から説明のために引用します。E-Core x 4 を10個ぐらいは楽勝に入りそうですね。
おわりに
Alder Lakeで導入された E-Core。RaptorLakeだけでなく、2024年のXeon Sierra Forest にも入るようです。。。