Vengineerの戯言

人生は短いけど、長いです。人生を楽しみましょう!

書籍 : 年収443万円 安すぎる国の絶望的な生活

はじめに

アマゾンのほしいものリストに入れておいたものが 30%ポイントバックだったのでぽちり、さっそく読みました。

タイトルはあくまでも2021年のサラリーマンの平均年収 (443万円)

目次は、アマゾンに載っています

下記の3部構成。

  • 第1部 平均年収でもつらいよ
  • 第2部 平均年収以下はもっとつらいよ
  • 第3部 この30年、日本社会に何が起きたのか?

1部は平均年収といっても、夫の平均収入がそうで、それ以外にも妻も働いているので世帯収入は1000万円超えのケースが多いです。

2部は平均年収以下のケースです。こちらは本当に大変だと思います。。。

3部は日本の平成の30年間の振り返り。ちなみに、筆者は就職氷河期世代の方。神戸大の法学部卒。。

この中で、イメージする「中流の暮らし」とは、

  • 世帯主が正社員として働いている
  • 持ち家に住んでいる
  • 自家用車を持っている

の割合が高い。とあるが我が家は、この内、2つは当てはまらない。。

学歴が高いほど

  • 結婚して、子供を育てている
  • 子どもに高等教育を受けさせることができる

とあります。こちらは両方当てはまります。

上記の5つを満足すると、そりゃー、お金、足りないでしょう。。。

  • 持ち家
  • 自家用車
  • 子どもの教育

これについては、

vengineer.hatenablog.com

の「40年間エンジニアをやるために、真剣に考える7のこと 」にも書きましたが、

心配しないためのお金として、下記の金額が必要なんですよ。。。

  • 自分の奨学金返済 : 数百万円
  • 住宅ローン : 数千万円
  • 子供の学費 : 数百万円
  • 親の介護 : 数百万円/年
  • 自分の老後 : 数百万円/年

自分(自分の家庭)でどれを優先度上げるかが大きなポイントです。しかしながら、自分の奨学金返済で数百万円必要となると、そこからスタートになるのでめちゃくちゃ辛いです。。。なので、奨学金を数百万円貰って、大学に行く必要あるのかをちゃんと考えた方がいいです。。。 (我が家でもおこちゃまが奨学金を借りると言ったので、いやいや、俺が貸し付けると言いましたよ。貸し付けなくても必要な費用は出しましたが)

とは言え、生まれた時期がラッキーだったので、働き始めは苦労はなかったのは確かです。。。働き始めてからはそれなりにありましたが。。。

子どもの教育費(学校教育費、学校給食費、塾や稽古などの学校外活動費)として、

  • 幼稚園から高校まで全て公立の場合 : 約544万円
  • 小学校まで公立で、中学・高校が私立の場合 : 約973万円
  • 高校だけ私立の場合 : 約697万円

大学に関しては、

  • 国公立4年で 250万円
  • 私立(2021年度、初年度) : 約136万円、4年で約415万円

とあります。この金額の他に交通費や教材費、お昼のお金も必要です。。。

上で子供の教育費、数百万円の金額になるわけです。場合によっては大学&大学院だけで1000万円超えます。

おわりに

あたしは子育て終わりましたが、あたしのおこちゃまの時代。。どうなるか、ちょっと心配しています。。。