はじめに
- Qualcomm Snapdragon X Elite
に続き、やっと、Intel が AI PC 対応のものを正式発表しました。
Windows 12 対応に
下記のように、Windows 12対応では、メモリは16GB以上、NPU 40 TOPS
Intel Lunar Lake
Intel Lunar Lake (Core Ultra シリーズ2)を2024年9月4日に発表。9月24日からグローバルに販売が開始されるようです。
メモリは、16GB/32GB の固定
Core Ultra 9 : 1種
- Core Ultra 7 : 4種
- Core Ultra 5 : 4種
です。Core Ultra 7 と Ultra 5 はメモリが16GB/32GB と動作周波数の違いで4種。
たぶん、メモリが32GBの Core Ultra 5 228V が一番コスパがよさそうです。
NPU TOPSは、Core 5は 40 TOPS, Core 7/9 は 48 TOPS
Linux NPU Driver もアップデート
github の Linux NPU Driver も Lunar Lake 対応になったようです。
ここを見ると、Lunar Lake の VPU は vpu_hw_40xx のようです。PCI_DEVICE_ID_LNL = 0x643e です。
vpu_hw_37xx.cpp に比べて、vpu_hw_40xx.cpp は、numSubslicesPerSlice が3倍の 6 で、nExecUnits も3倍の 12288 になっています。
Meteor Lake の NPU については、下記の記事によると、「NPU3720」です。
下図の上記の記事から説明のために引用します。NPU 3720には、Neural Compute Engile Tile が2個あります。vpu_hw_40xx.cpp はこれが 6個になるということなのでしょうか。
That works out to 9.5 TOPS at the NPU’s modest 1.16 GHz clock speed.
とあります。
これが 3 倍になっても、30 TOPS に届かないです。そうなると、動作周波数を上げることになるのでしょうか?
おわりに
が出ました。これらは基本的にはノートPC用です。そして、お値段はかなりお高いです。日本円で25万円とかです。なんですか、そのお値段。NPUが入っているだけで、そんなにお高くなるの変ですよ。。。
LenovoのAI PC
— Vengineerの妄想 (@Vengineer) 2024年9月6日
IntelとAMD
32GBメモリと1TB SSDで
25万円
Snapdrago X Eliteだと、
16GBメモリ、512GB SSDで、
12-13万円
あれ、倍半分違う
そして、MediatekのAI PCはいつになるんでしょうかね。
追記)、2024.09.20