はじめに
先日、Intel が Lunar Lake を発表しました。
この Lunar Lake は、ノートPC用です。デスクトップ用は、Arrow Lake-S がこれから発表されます。
下記の記事によると、発表は10月10日のようです。
ということで、
Let's 妄想
Lunar Lake と Arrow Lake-S は、TSMC製
Lunar Lakeは、PC Watch の記事「これがLunar Lakeの実力!軽量モバイルノートの性能は次のステージへ」
です。
Arrow Lake-S も 下記のXの投稿にあるように
で、TSMC製です。
AMD GNR:
— HXL (@9550pro) 2024年7月14日
N4P CCD+N6 IOD -PCB MCM
intel ARL-S:
N3B CPU+N5 GFX+N6 SoC/IOE -EMIB Advanced Packaging
AMD has a cost advantage and if the 9950X is priced at $499 it will make it hard for intel. (Unless intel has a big performance advantage) https://t.co/z7VGDH49jD
Lunar Lake は、Intel 18A、Arrow Lake は、Intel 20A で開発を進めていたが、結果的には TSMC になったようです。
下記の記事によると、Arrow Lake-S の Intel 20A 採用の中止となっています。Arrow Lake-S の発表が10月10日ということは、Intel 20A版とTSMC版の Compute Die があり、色々な事情で Intel 20A ではなく、TSMC N3B を採用したことになると妄想しています。
Panther Lake と Arrow Lake Refresh
2025年は、
- ノートPC用 : Panther Lake
- デスクトップPC用 : Arrow Lake Refresh
ということ。
Panther Lake は、Intel 18A で製造する。下記の記事によると、Panther Lake と Clearwater Forest (サーバー用)は、出荷され、電源投入・OS起動をクリアしたようです。
一方、Arrow Lake Refresh は中止になったようです。
となると、2年間、Arrow Lake-S になるわけですが、どうするんでしょうか?
Arrow Lake-S の Compute Die の強化ということも可能ですが、既に手元に無いと来年後半のリリースは難しそうですが。。。
おわりに
下記のブログで、Arrow Lake-S の Compute Die を Intel 20A で作らず、Panther Lake で Intel 18A。Panther Lake はノートPC用だと思うので、もの凄い数量が出るとは思えません。
ということは、Fabの設備投資が取り戻せるほどの売上が上げられない可能性があります。
Panther Lake が Lunar Lake と同じような構成であると、
になるので、全部が Intel 18A になるわけではないですよね。
上記のブログにも書きましたが、
- Intel 7
- Intel 4 : Meteor Lake
- Intel 3 : Xeon 6 (Sierra Forest / Granite Rapids)
- Intel 20A : 中止
- Intel 18A : Panther Lake / Clearwater Forest
のように、各プロセスが2世代で使われていませんね。。。
大昔の、TICK-TOCK 戦略とは違いますね。投資が回収できませんよね。
それでは、次回も Let's 妄想