Vengineerの戯言

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Graphcore、Microsoftとの協業を発表

@Vengineerの戯言 : Twitter
SystemVerilogの世界へようこそすべては、SystemC v0.9公開から始まった

 によると、MicrosoftのAzureにて、GraphcoreのIPUが使えるようになると。

今週のSC19にて、いろいろとあるそうな。

Graphcoreの性能は、あの BERT の BERT Baseなるモデルの学習を8枚の IPU PCIeカード(1枚のカードに2個のIPUが載っているので、システムでは16個のIPU)にて、56時間。GPU(PyTorch)との比較があったんだけど、時間的には同じぐらいだけど、20%省電力が売り。。。図にはGPU(TensorFlow)の学習時間も載っていますが、1.8倍ぐらいかかっているのは何故?

BERT Baseの推論では、LatencyはGPUより速く、スループットは3倍で。

RESNEXT-101の推論でもGPUよりはるかにいい成績を出していると。あれ、ResNet-50じゃないんだ、ResNext-101ぐらいにならないと、比較できないのかな?

それから、Group Convolution KernelsもGPUより速くなっているんだって。これって、Group Convolutionが得意なアーキテクチャになっているってことなんでしょうか?

Softwareとしては、Polarにて、TensorFlowとONNXをサポート。。。

ということは、学習はTensorFlowでONNXは推論と思っていたが、

Graphcore also delivers a full training runtime for ONNX and is working closely with the ONNX organisation to include this in the ONNX standard environment.

とあって、ONNXでも学習できるんだって。ここにあるように、将来的に普通にONNXで学習できるようになるんでしょうね。

 PyTorchのサポートは、2019年Q4で2020年の早い時期にはフルサポートに。

やっぱり、

  • TensorFlow
  • PyTorch
  • ONNX

なんだね。