Vengineerの戯言

人生は短いけど、長いです。人生を楽しみましょう!

IntelのQ4.2022決算

はじめに

Intel の Q4.2022 の決算が出ました。。。下記のように株価が反応しているので、予想より悪かったのが分かります。

前日、$30.09 => $28.16 ( $-1.93) で 6.41% 下落です。

Q4.2022

決算資料は、ここ

Q4.2022は、下記のように、Q4.2021に比べて、売り上げが32% down、Operating margin は +24.3% から - 8.1% に down 。つまり赤字です。

2022年通年では、$79B => $63.1B で 20% down、Operating margin は 24.6% => 3.7% に down。赤字にはならなかったです。

Q1.2020からQ4.2022の売上です。Q1.2022 から売り上げがかなり落ちています。

今回の決算を受けて

下記のPC Watch の大原さんのTweetによると、

ということで、RISC-V を辞めました。。。ちょっと前、SiFive を $2B で買収するという噂があったのですが、買わなくてよかったですね。

サイトにアクセスしたら、

になっていました。

おわりに

IntelQ1.2023の予測では、$10.5B - $11.5B で、Q4.2022の $14B よりも売上少ないです。。。ヤバいですね。。。

おまけ、

上記のように、2019年にIntelに買収された「Barefoot」の Tofino の開発が中止になったようです。

Tofinoのページの

にアクセスできないのは、気のせい?

atmarkit.itmedia.co.jp

書籍 : 物価とは何か

はじめに

渡辺努さんの「物価とは何か」を読み終えました。今なら、Kindle版、40%ポイントバックです。

Kindle版は2,090円で、40%のポイントバックは836ポイントです。

2022年12月18日の「書籍 : 世界インフレの謎」の著者である渡辺努さんの物価についての本です。

「物価とは何か」が書かれた時期は、2021年10月3日

「物価とは何か」の「おわりに」の最後の日時は、2021年10月3日です。

この時は、米国の物価は下記の記事によると、2021.3頃から上がっていて、9月には5%を超えていますね。

www.franklintempleton.co.jp

おわりに

渡辺努 san のホームページに出演および執筆したもののリストが載っています。

面白かったです。

おわりに

Rapidus が 2nm を導入までの計画

# はじめに

TwitterのTLに流れてきた下記のツイート。気になったのの、調べてみたら、資料が公開されていました。

Q3.2027に2nmが導入できる?

RapidusのNEWSのここ

  • Rapidus、IBMとともに2nmノード半導体の新市場創出に取り組み

会談に使われた資料が公開されていました。

無くなる可能性があるので、画像として、下記に説明のために引用します。

これによると、

  • Q1.2025 : Completion of pilot line (fab) in Japan
  • Q1.2027 : Completion of transfer
  • Q3.2027 : Production ready

になります。

TSMC N2 が 2024 年なので、3年遅れになりますね。。。

おわりに

基本的には、IBMからの技術導入ということになるんですかね。。。IBMにとってもお得なんでしょうね。。。。

Ampere Computingの求人

はじめに

下記のTweetでAmpere Computingが求人しているのを知りました。

拠点

拠点は、下記のようになっています。

  • Porland (色々)
  • Santa Clara (色々)
  • Raleigh : Firmware
  • Warsaw (求人無し)
  • Bangalore (半導体開発、評価)
  • Ho Chi Minh City : Firmware、Logic Design、Physical Design、Verification
  • Taipei (求人無し)
  • Hsinchu
  • Shanghai (求人無し)

求人、めっちゃあります。。。。昔の Sun Microsystems っぽいかな。。

おわりに

半導体開発、景気がいいところはまだまだ続きそうです。

Google TPUのドキュメントが更新されていた

はじめに

いつものようにいろいろとGoogleくんに聴いていたら、Google TPUのドキュメントが更新されていたので、記録のためにブログに残します。

Google TPU

Google TPUの v4/v3/v2 について、詳しく書かれています。

cloud.google.com

構成

  • v4 : 2 x TensorCore ( 4 x MXU、1 x ベクトル ユニット、1 x スカラー ユニット)
  • v3 : 2 x TensorCore ( 2 x MXU、1 x ベクトル ユニット、1 x スカラー ユニット)
  • v3 : 1 x TensorCore ( 1 x MXU、1 x ベクトル ユニット、1 x スカラー ユニット)

チップ当たりの性能

  • v4 : 275 TFLOPS(bf16 または int8)(v3 に対して、2.2357倍、動作周波数で 1.117倍、MXUが2倍 = 1.117x2 = 2.234でだいたいあっている)
  • v3 : 123 TFLOPS(bf16)
  • v2 : 45 TFLOPS

メモリ帯域

  • v4 : 32 GiB、1200 GBps
  • v3 : 32 GiB、900 GBps
  • v2 : 16 GiB

上記のサイトにはなかった動作周波数 (Wikipedia)

  • v4 : 1050MHz (v3 に対して、1.117倍)
  • v3 : 940MHz
  • v2 : 700MHz

Pod Size

  • v4 : 4096 chips
  • v3 : 1024 chips
  • v2 : 256 chips

ここまでは今まで公開されていたのでいいんですが、これ以外に色々と載っています。

  • v4 : MXU 重み付け読み込みの高速化と 8 ビットモードのサポートにより、バッチサイズを小さくし、推論のレイテンシを改善しました
  • v4 : チップあたり 6 個の相互接続リンクにより、ネットワークダイヤグラムがより小さいネットワーク トポロジを実現
  • v3 : v2からメモリが倍 (16GiB => 32GiB)

TPU は、次の構成で使用できます。

  • シングル TPU ボード (4個のTPU chipを搭載したボード)
  • TPU Pod : TPU ボードごとに TPU ホストがある
  • TPU Pod スライス : 32、128、512、1024、2048

v2とv3では、TPUノードという構成がある

TPU ノード アーキテクチャは、gRPC を介して TPU ホストと通信するユーザー VM で構成されています。このアーキテクチャを使用する場合、TPU ホストに直接アクセスできないため、トレーニングと TPU のエラーをデバッグすることが困難になります。

下図を説明のために引用します。

これに対して、TPU VM アーキテクチャを使用すると、TPU デバイスに物理的に接続されている VMSSH 接続できます。VM への root アクセス権があるため、任意のコードを実行できます。コンパイラとランタイム デバッグログ、エラー メッセージにアクセスできます。

下図を説明のために引用します。

ここまででなんで、TPUノードとTPU VMの説明をしているのかな?と思いましたが、この後の「サポートされているフレームワーク」のための前振りだったようです。

TensorFlow と PyTorch/JAX では、TPUノードでの動作が違うようです。

TPUノードのTPUホストでは、TensorFlowのruntimeが動いていて、gRPC 経由で TensorFlow の User VM/PyTorch の User VM/JAX の User VM と通信しています。

おわりに

このブログでも Google TPU については何度か書いていますが、TPUノードやTPU VMについては、ちょっと情報が増えてよかったです。

vengineer.hatenablog.com

vengineer.hatenablog.com

vengineer.hatenablog.com

書籍 : 年収443万円 安すぎる国の絶望的な生活

はじめに

アマゾンのほしいものリストに入れておいたものが 30%ポイントバックだったのでぽちり、さっそく読みました。

タイトルはあくまでも2021年のサラリーマンの平均年収 (443万円)

目次は、アマゾンに載っています

下記の3部構成。

  • 第1部 平均年収でもつらいよ
  • 第2部 平均年収以下はもっとつらいよ
  • 第3部 この30年、日本社会に何が起きたのか?

1部は平均年収といっても、夫の平均収入がそうで、それ以外にも妻も働いているので世帯収入は1000万円超えのケースが多いです。

2部は平均年収以下のケースです。こちらは本当に大変だと思います。。。

3部は日本の平成の30年間の振り返り。ちなみに、筆者は就職氷河期世代の方。神戸大の法学部卒。。

この中で、イメージする「中流の暮らし」とは、

  • 世帯主が正社員として働いている
  • 持ち家に住んでいる
  • 自家用車を持っている

の割合が高い。とあるが我が家は、この内、2つは当てはまらない。。

学歴が高いほど

  • 結婚して、子供を育てている
  • 子どもに高等教育を受けさせることができる

とあります。こちらは両方当てはまります。

上記の5つを満足すると、そりゃー、お金、足りないでしょう。。。

  • 持ち家
  • 自家用車
  • 子どもの教育

これについては、

vengineer.hatenablog.com

の「40年間エンジニアをやるために、真剣に考える7のこと 」にも書きましたが、

心配しないためのお金として、下記の金額が必要なんですよ。。。

  • 自分の奨学金返済 : 数百万円
  • 住宅ローン : 数千万円
  • 子供の学費 : 数百万円
  • 親の介護 : 数百万円/年
  • 自分の老後 : 数百万円/年

自分(自分の家庭)でどれを優先度上げるかが大きなポイントです。しかしながら、自分の奨学金返済で数百万円必要となると、そこからスタートになるのでめちゃくちゃ辛いです。。。なので、奨学金を数百万円貰って、大学に行く必要あるのかをちゃんと考えた方がいいです。。。 (我が家でもおこちゃまが奨学金を借りると言ったので、いやいや、俺が貸し付けると言いましたよ。貸し付けなくても必要な費用は出しましたが)

とは言え、生まれた時期がラッキーだったので、働き始めは苦労はなかったのは確かです。。。働き始めてからはそれなりにありましたが。。。

子どもの教育費(学校教育費、学校給食費、塾や稽古などの学校外活動費)として、

  • 幼稚園から高校まで全て公立の場合 : 約544万円
  • 小学校まで公立で、中学・高校が私立の場合 : 約973万円
  • 高校だけ私立の場合 : 約697万円

大学に関しては、

  • 国公立4年で 250万円
  • 私立(2021年度、初年度) : 約136万円、4年で約415万円

とあります。この金額の他に交通費や教材費、お昼のお金も必要です。。。

上で子供の教育費、数百万円の金額になるわけです。場合によっては大学&大学院だけで1000万円超えます。

おわりに

あたしは子育て終わりましたが、あたしのおこちゃまの時代。。どうなるか、ちょっと心配しています。。。

PhisonのPCIe Gen5 SSDコントローラ

はじめに

TwitterのTLに流れてきた下記のツイートの記事から

Phison PCIe Gen5 E26 SSD Controller

下図は上記の記事から説明のために引用します。

  • 真ん中の銀色のチップが、PHISON PS5026-E26 PCIe Gen5 SSD Controller です。
  • 右側の2チップは、Micron 232L NAND Flash
  • 左側のチップは、LPDDR4/DDR4 DRAM

DRAM の下にあるのが、PCIe Gen4 Retimer のようです。PCIe Gen5 だと、Board 側に Retimer を置かないとダメっぽいですね。

この Retimer も Phison 製、PS7201 のようです。

  • PCIe Gen5
  • CXL 2.0
  • 16 lanes supporting link bifurcation

です。。

おわりに

PCIe Gen5 だと、32Gbps の SERDES なので、デバイス側に Retimer が必要なようです。。。。

また、マザーボード側のスロットの傍にも Retimer が載っているかもしれません。

参考 :