はじめに
22016年にSoftbankがArmを243憶ポンド(当時のレートで約3.3兆円)で買収しました。2016年9月5日に買収は完了しました。
そして、Softbankは2020年9月14日にArm Limitedの全株式をNVIDIAに最大400憶ドル(約4.2兆円)で売却すると発表しました。
4年間で9000憶円の利益を出そうと思った次第です。
NVIDIA、Armの買収を断念
そして、昨日、NVIDIAはArmの買収を断念するというニュースが流れてきました。
次は?再上場
下記の記事にあるように、売却か再上場(2023年)の選択肢があり、売却がダメなら上場。。。売却の方が早いので進めてきたが、NVIDIAへの売却がなかなか認可させなかったのは想定外だったのでしょうね。
そもそもSoftbankが買収したのが。。
一般的に半導体関連の買収は、他の半導体関連の会社が買収して、会社を大きくしていくのが筋。。
- Broadcomを買収したAvago
とか。。。
上記のBloombergの元記事によると、半導体関連の時価総額は、
- TSMC : $611.4B
- NVIDIA : $562.1B
- Samsung : $374.8B
- Broadcom : $223.6B
- Intel : $221.1B
- Qualcomm : $190.6B
の順になっている。Apple等は除いているね
Broadcom、Intel抜いているんだ。NVIDIAにとって、Armの買収額、$40Bって、時価総額の10%もいかないからね。。。
それにしても、1兆、2兆という金額から、10兆、20兆という金額になるのも直ぐだね。
おわりに
400憶円で買収できる会社は限られているので、もう買収はなく、上場になるんでしょうね。
しかしながら、RISC-Vの勢いによって、再上場しても株価はそれほど高くなるとは思えません。そして、今はバブルなのでこれから下がっていくと思います。
Softbank、今回は失敗になるんだろうな。。。