Verification Engineerの戯言
2007年11月末に何回か書いていた「Verification Engineerのお仕事」におけるカテゴリー2のうち、
・シミュレータ、アクセラレータ、エミュレータ、FPGAプロトタイピング環境を構築する。 ・FPGA等を用いて、プロトタイプモデルを作成する。の2つにあるFPGAについて考えてみます。
XilinxやAlteraのデバイスを使うことでかなりの規模をFPGAに実装できるようになりました。
また、SERDESなどのI/OなどもFPGA内にあるので、最近はやりの高速シリアル通信などの回路もFPGAで
テストできるようになりました(とはいっても、すべてをFPGAでできるとはかぎりませんが)
また、SERDESなどのI/OなどもFPGA内にあるので、最近はやりの高速シリアル通信などの回路もFPGAで
テストできるようになりました(とはいっても、すべてをFPGAでできるとはかぎりませんが)
FPGAに回路が入っても、シミュレーションでのテストベンチがそのまま使えるかといえば、
そんなに簡単ではありません。シミュレーションとFPGAで同じテストベンチが使えたとしても、
FPGAでやりたいことは、シミュレーションでやっていたことではなく、それ以上のことだと思います。
たとえば、
特に、SoCに入れるIPなどはデバイスドライバにて検証しておかないと、ちょっと危険。
そんなに簡単ではありません。シミュレーションとFPGAで同じテストベンチが使えたとしても、
FPGAでやりたいことは、シミュレーションでやっていたことではなく、それ以上のことだと思います。
たとえば、
・大量の画像などのデータを使ってのレグレッションテスト ・デバイスドライバの早期開発 ・診断ソフトウエアの早期開発などではないでしょうか?
特に、SoCに入れるIPなどはデバイスドライバにて検証しておかないと、ちょっと危険。