Vengineerの戯言

人生は短いけど、長いです。人生を楽しみましょう!

TensorFlow User Group ハード部 #2で発表しました



でずーと準備およびまとめ作業をしてきた「TensorFlow XLA」について、
金曜日(4/21)に、TensorFlow User Group ハード部 #2で発表しました。

   7:30pm 「TensorFlow XLAは、中で何をやっているのか?」by @Vengineer
     TensorFlow r1.0で公開された新規機能であるXLAのソースコードの詳細を解説します。

SlideShareにて、101頁の資料を公開しています。

持ち時間50分で101頁の資料を全部キチンと説明できないので、
途中思いっきり飛ばしたました。公開した資料をガッツリ読んでね。

下記の3つについてお話しました。
JITでは内部的にはAOTの技術を使っています。
 0)、Pythonの式からTensorFlowグラフが
  どう変形されるかを見ていきます

 1)、JIT	(Just-In-Time) コンパイル
	ただし、単一マシンのみで、GPUは1つ

 2)、AOT	(Ahead-Of-Time) コンパイル
	CPUのみ(x86-64/ARM/AARCH64/PowerPC)

今回の資料は発表資料としてスライドにしていますが、
実際はTensorFlow XLAの内部を知るためのリファレンス資料として
使ってもらえるようにコード多めにしてあります。

本来は、JIT編とAOT編に分けて作りましたが、今回の発表はあわせて行いました。

この資料は、コンパイラ関連の技術に興味がある皆さんにもお役に立てると思います。

勉強会はNVIDIAの村上さんのお話後、9:30に撤収しました。
インテルさん、なつたん、直接聴けなくて、すいませんでした。

あー、それから、
スマホ充電用のACアダプタとUSBケーブル、発表者テーブルに忘れました。
捕獲されていたら、いいな。。
追記)…
無事、なつたんのカバンの中に捕獲されていました。(笑