Vengineerの戯言

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MicrosoftのCatapult v2、再考


3月12日の3rd International Workshop on FPGA for HPC (IWFH)で、MicrosoftのCatapult v2のお話を聞きました。

内容的には、このときとほぼ同じ。
つまり、この論文:A Cloud-Scale Acceleration Architecture

でも、今までは、アクセラレータだと思っていましたが、もう一つの利用方法があったんですね。
このツイート

  マイクロソフトのCataplut v2は、

    1). compute workloads
    2). Azure infrastructure workloads

  の二種類をアクセラレートすると書いてある。

  今日の講演は、
    2).のことだったのだろう。

ワークショップの他の講演でもありましたが、GPUをマルチノードで利用すると、データをノード間で移動する必要がある。
一般的にはノード間は、Infinibandで接続している。ノード間の移動には、MPIを使うので、GPU側のメモリ上のデータを一度、システムメモリにコピーしてから、MPIでノード間を移動する。

これを高速化するには、GPU側のメモリ上のデータを別のノードにあるGPU側のメモリ上に直接コピーできればいいと。

ノード間のデータ移動のために、FPGAを利用したシステムが今後、流行るのでしょうか?
それとも、GPUにInfiniBandや100Gbeが付くのでしょうか。。。どうなんでしょうか。。。