はじめに
Ryzen AIの公式の内部構造は、このブログに6月18日にアップした
の中にあるスライドのみです。そのスライドを下記に説明のために引用します。
- AIE Tile が 4 x 5
- Memory Tile が 1 x 5
- DMA & NoCs
が Ryzen AI でそれが Data Fabric に繋がっている感じです。
そして、
- Peak Performance : Up to 10 TOPs
です。2個の AIE Tile があるので、1つの AIE Tile では、0.5 TOPs になります。
色動作周波数は、1GHz
RyzenAI-SWの例題 (opt-1.3b) のフォルダを見てみると、
xclbin/aieml というフォルダがあり、その下に
という2つのファイルがあります。
xclbin は、AMD/Xilinx Vitis で生成されるファイルですね。
json ファイルの中身を覗いてみたら、下記のようなものがありました。'AIEFrequency': 1000 とあります。
"DeviceData": { "AIEBaseAddress": "0x20000000000", "AIEFrequency": 1000 },
Versal の AIE-ML の動作周波数も 1GHz のようなので、同じ周波数で動いていることになっていますね。
おわりに
Ryze AIの動作周波数は、FPGA(Versal)のAI Engine (ML)と同じ動作周波数であることがわかりました。