Vengineerの妄想(準備期間)

人生は短いけど、長いです。人生を楽しみましょう!

HSAのhQ


関東GPGPU勉強会 #3にて、
AMDのプレゼンの中のHSAは知っていたのですが、hQについては知らなかった。
ということで、調べてみました。

AMDがHSA(Heterogeneous System Architecture)の発表したのは2012年の夏(AFDS2012)。
その時の後藤さんの記事は、こちら
これによると、

    ・バーチャルISA(Instruction Set Architecture)
    ・HSAIL:プログラム実行モデルの中間言語(IL:Intermediate Language)
    ・High Level Compiler (HLC)とFinalizer
    ・SIMT(Single Instruction, Multiple Thread)モデル

がポイント。でも、この時点でhQの話はない。

次は、今年(2013年)の夏のHot Chipでの話。
AMDなどがHSAのアップデートをHot Chipsで行なうではAMDではなく、HSAとしてチュートリアルを行った模様。

その内容には、

コンパイラLLVMベースに
    ・Java Virtual Machine(Java VM)を取り込む(AMDOracleの共同作業)
    ・HSAILの詳細
    ・メモリモデルとキューイング

出てきました。キューイングについて、でも、hQという言葉ではない。

ちなみに、HSAILの詳細については、
Programmer 's Reference Manualが公開されていました。

そして、今年10月のAPU13で出てきましたhQ。


hQをサポートするのは、来年の1月にリリースされるKaveri。如何なものか?