Vengineerの妄想(準備期間)

人生は短いけど、長いです。人生を楽しみましょう!

48コアのThunderX


昨年Caviumが発表したThunderXが動いているビデオがYoutubeにアップされています。
48-core 64bit Cavium ThunderX ARM Server demonstrating Virtualization

こちらのビデオは、ATXの基板だけでしたが、
今回のビデオではファンがうるさいですが、実際に動いています。

メモリは2コントローラで各コントローラ4枚のDIMM。
L1キャッシュは、78K-I、32K-D。ARMv8では48K-Iが普通ですが、こちらは78Kともっと多い。
L2キャッシュは、16MBだけど全コア共通。APMのX-GeneはL3をLookasideですが、
こちらのL2はどうなんでしょうか?メモリの前にあるのか、それともLookasideなのか?

Wikipediaによると、ThunderXより前にOCTEON IIIでもMIPS 48コアでL2-16MBなので、構成的には変わっていないのかも。。。
で、OCTEON IIIでGoogle君に聞いてみたら、ブロック図、見つかりました。メモリの前にL2がありました。
プレゼンテーション資料、
Designing Efficient and Reliable Multicore Processors for Networking, Servers, & Beyond

デモでは、Hypervisorを使って、6個のOSが動いているようです(8コアx6=48?)

クラウドアプリケーションを動かすにはいいのでしょうね!

1台で6ユーザをサポートできるのはいいのかも!

ところで、この1Uシステム、お幾らなんでしょうかね?

それにしても、ファンの音がうるさいです。