Vengineerの妄想(準備期間)

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ARM Cortex-A73


昨日は、ARM Mali-G71について書きましたが、
今日は同時に発表した「Cortex-A73」について。

ARMのA72、T880、CCI-500に対して、
ARMが10nm世代の新CPUコア「Cortex-A73」と新GPUアーキテクチャ「Bifrost」を発表
によると、A73はA15/A57/A72の延長ではなく、A8/A12/A17の延長だと。

A15/A57/A72は「3 Decode & Execution」であるが、
A8/A12/A17/A73は、「2 Decode & Execution」であるということ。

つまり、A73はA72よりは性能という点では劣るが、消費電力あたりの性能は向上すると。

    A8 - A12 - A17 - A73
    A9 - A15 - A57 - A72
  A5 - A7 - A53

になると、すべてのシリーズでARMv8(64bit)化が終了。

これはスマホからすれば非常に重要であり、ARMはスマホのためのCPUコアとしてA73を出したのだと。

Energy-Aware Scheduling (EAS) Projectって、Linaroのブログ(January 27, 2015)によると、
power-management subsystems(CPUIdleとCPUFreq)がポイントなのね。



これが詳しい
モバイル機器向けに性能/消費電力比の改善を図ったARMのCortex-A73

「モバイル向け"のみ"に特化したハイエンドコア」

とある。ECCはなし。

え、A73って、10nmをターゲットに。14nmはA72か。。。。

http://news.mynavi.jp/photo/news/2016/05/19/034/images/002l.jpgによると、
Quad Core A73 + One Core Mimirなのか?

最後に、このブログを読めばいいみたい。
Memory System is Key to User Experience with Cortex-A73 and Mali-G71