Vengineerの戯言

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Cerebras SystemsのWSEは、バケモノだよ。

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HotChips31にAIアクセラレータがいっぱい

今週は、先週開催された HotChips31 で発表された各社AIアクセラレータを見ていきたいと思います。

Cerebras SystemsのWSEは、バケモノ

今日は、一番インパクトがあった「Cerebras SystemsのWafer-Scale Engine (WSE)」について見ていきましょう。

発表後、下記メディアからの記事がアップされました。

時差の関係で日本のメディアはちょっと遅れて、レポートしています。

そして、「Cerebras Systems」からブログとして、

Wafer-Scale Deep Learning (Hot Chips 2019 Presentation)

をアップしています。

この中に、講演資料も公開されました。

いや、このブログでも3年前に紹介していたCerebras Systems

このブログでは、「Cerebras Systems」については、2016年11月13日に書いています。あれから約3年で実際に動いているWafer-Scaleの物を作ったんですね。

vengineer.hatenablog.com

ほぼ同時期に、25Mドルの資金調達をしていました。

この情報より早くブログに書いていましたよ。。。

jp.techcrunch.com

ここにも、ちょっと書いてありますね。

jp.techcrunch.com

どんな筐体に入っているの?

21.5mm * 21.5mm ということは、12インチのウェハーの全面いっぱいにチップ作り込んでいるんですよね。

横12、縦7の84個のチップが上下で繋がっている感じに見えますね。各チップの4角には穴が開いていますね。これって。。。

外部メモリをこれに直接接続しないようですが、ホストとの接続とかどうするんですかね?

と思って、Cerebras Systemsのホームページを見たら、下記の写真(引用:URLを組み込んでいます)がアップされていましたよ。これ、何Uぐらいでしょうかね?

19インチのサーバーだと、482.6 mm なので、21.5 mm のウェハーを2個並べるのはかなり無理なので、1個載せているんじゃないですかね。高さは1Uが 44.5 mm なので、4Uでしょう。となると、15 cm ぐらいの高さのものが入っているんでしょうね。奥行きは決まっていないのでわかりませんね。

どうなっているのか?中身を見てみたいです。

https://www.cerebras.net/wp-content/uploads/2019/02/contact_us_graphic-c.png

おっと、なんか見つけた。

そして、もっとサイトの眺めていたら、

Technology - Cerebras

f:id:Vengineer:20190824093412p:plain

の部分にチップというか、パッケージというか、基板の動画があって、途中に下記のような写真(その部分の画像をキャプチャーしました)。

この写真をみると、両サイドに黒い何かが5個(内、一番上と下と間の3個ではサイズが違います)がありますね。これ、何でしょうかね?メモリにしていは小さすぎますね。

 

 明日も、Cerebras SystemsのWSEを探っていきます。

 

関連記事:

www.wired.com

venturebeat.com

www.bbc.com

 

日本のメディアも。

jp.techcrunch.com

gigazine.net