Vengineerの妄想(準備期間)

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RISC-VのAI搭載SoC:K210

 

ArmのIoT関連の売り上げの伸びが鈍化しているようですね。
Softbankが320憶ドルで買収したけど20憶ドル/年の売り上げじゃまだまだという感じですかね?

 

一方、RISC-Vコアを搭載したSoCがいろいろと出てきました。今回はその中で

 

 

を紹介します。

 

Sipeed Maixduino Kit for RISC-V AI + IoTは、Kitで23.9ドル。。
このページの下の方にいくと、いろいろなモジュールを合わせて買っても90ドルしないようです。

 

ベースとなるモジュールは、
Sipeed MAIX-I module w/o WiFi ( 1st RISC-V 64 AI Module, K210 inside )で、7.9ドル。
Wifi付きが8.9ドル。

 

下図は引用です。
https://github.com/SeeedDocument/Outsourcing/raw/master/Sipeed%20Pic/Sipeed-M1-aa.jpg

 

2018/10/15に紹介していたSipeed M1 K210 (RISC-Vコア+NPU)

 

K210には、RISC-V 64bitコア(400MHz、L1-I-32KB/D-32KB)が2個、
OnChip SRAM=8MB(6MBは汎用利用、2MBはAI用)
KPUというCNN Accelaratorが搭載されています。
Audio Accelaratorも搭載されていて、Vision & AudioのAccelarationができるということですね。

 

このK210って、

 

https://www.seeedstudio.site/media/catalog/product/cache/ef3164306500b1080e8560b2e8b5cc0f/h/t/httpsstatics3.seeedstudio.comseeedfile2018-11bazaar984031_sipeedm1wifi.jpg

 

をよく見ると、Kendry K210 と書いてあります。

 

Kendry K210のサイトにドキュメントたくさんあります。

 

 

また、github のもいろいろあります。

 

nncase is a cross-platform neural network optimization toolkit for fast inference.
では、TensorFlow Lite、Caffe、Paddleのモデルを取り込めるようです。

 

Visual Studio CodeベースのKendryte IDEなるものもあります。まだ、Betaのままですが。
OSは、FreeRTOSのようですね。