はじめに
Raspberry Pi 5 に関することは、下記のように既に7回アップしています。
- Raspberry Pi 5 の SoC は、Broadcom BCM2712
- Raspberry Pi 5 は、PSCIをサポートしている!
- Raspberry Pi 5の I/O chip、RP1 とは
- Raspberry Pi 5のBCM2712は、BCM2711とどこが違う?
- Raspberry Pi 5 の Linux Kernel の Page Size は 16KB
- Raspberry Pi 5は、L3 Cache付き!
- Raspberry Pi 5 (2712)と Raspberry Pi 4 (2711) のVideocoreの違い
今回は、PCIe に関するものです。
下記の記事の中を確認していきます。下記の記事からの写真等を説明のために引用します。
PCIe は、FFC connector
下記の写真には、PCIe FFC connector が載っています。Raspberry Pi5 では、BCM2712とRP1 I/O 間を x4 PCIe で接続しています。下記の写真では、BCM2712 から出ているPCIeをFFC connectorに接続しています。
FFC connector の仕様については、ここ (FRaspberry Pi Connector for PCIe (A 16-way PCIe FFC Connector Specification) にあります。
下図がConnectorのピン配列です。信号線は、x1 ですね。
M.2 M key HAT
下記の写真は、FFC connector と接続して使う M.2 M Key HAT+ です。
M.2 M Key Hat+ の仕様書 (Raspberry Pi HAT+ Specification) も公開されています。
M.2 とありますが、信号線は x1 ですね。
PCIe の場合、x4 でなくても、x1 で通信はできます。転送レートが 1/4 にはなりますが、M.2 M Key の Card はさせますね。
つまり、M.2 SSD が使えるということです。。。
おわりに
Rasbperry Pi 5 のエコシステムがどんどん増えていきそうですね。