OVM ： An OVM Register Package V 1.1(その1)

Verification Engineerの戯言

An OVM Register Package V 1.1からダウンロードしたパッケージを展開すると、
ドキュメントには、docs/reg_mem_package.pdfにストアされています。

このMemory & Registerのパッケージをreg_mem Packageを呼んでいます。

このドキュメントのPage.10(1-6)のFigure 1.1 reg_mem Package Usage Flowを見ると、
どのようにすればいいかがわかります。
Page.13(1-9)の7.3 Using the reg_mem Packageが使い方のようです。

まずは、XML IP-XACTかSystemRDLファイルにレジスタとメモリに関する情報を記述します。
このドキュメントでは、IP-XACTファイルについてのみ記述があります。
ここで使うXML IP-XACTファイルには、ケイデンスによる拡張が含まれています。
例えば、coverage directives、constraints(register randomization)、hdl_pathなどです。
これら拡張は、IP-XACTのVendor Extentionsとして定義しています(下記の内容は、ドキュメントから引用しています)。

　　<spirit:vendorExtensions>
　　　　<vendorExtensions:type>ua_cr_c</vendorExtensions:type>
　　　　<vendorExtensions:coverage_en>true</vendorExtensions:coverage_en>
　　　　<vendorExtensions:hdl_path>ua_cr_reg</vendorExtensions:hdl_path>
　　　　<vendorExtensions:constraint>c1 {tx_en!= rx_en;}</vendorExtensions:constraint>
　　</spirit:vendorExtensions>

P.S
1.0のときのドキュメントは、7章から始まっていたが、1.1では1章からになっている。
でも、1-1からのフッターはOVM for Multi-Language Environmentsになっているんだなー。これが、

検証、Verification、SystemVerilog、OVM、Open Verification Methodology