UVM ForumにBackward Compatibility of UVM 1.0 from UVM 1.0EAというスレッドがあります。
このスレッドの内容によると、
UVM EAは、追加した3つの機能以外は、OVM 2.1.1と同じ (OVMをUVMに置き換える。tlm => uvm_tlm) UVM 1.0では、これまた3つの機能(Register package, Run-time phases, TLM 2.0)が 追加されるので、下位互換性(UVM EAとの互換性)を保つことができない。
Register packageは、CadenceとMentorがそれぞれOVMベースのものを持っているので、
UVM 1.0で統合されるのは非常に好ましいものだと思う。
それから、 TLMについては、OVMではTLM 1.0ベースだけなので、VMM 1.2のTLM 2.0相当に対して
UVM EAは見劣りがする。UVM 1.0でTLM 2.0がサポートされるというのはいいニュースです。
UVM 1.0で統合されるのは非常に好ましいものだと思う。
それから、 TLMについては、OVMではTLM 1.0ベースだけなので、VMM 1.2のTLM 2.0相当に対して
UVM EAは見劣りがする。UVM 1.0でTLM 2.0がサポートされるというのはいいニュースです。
結果、UVM 1.0をもっと、とりあえず、OVMとVMMの統合の第一歩になるのだと思う。
ただ、VMMのRALとOVM(Cadence/Mentor)の差は、結構大きいと思うので、どう統合するのかがキーなのかも?
いずれにしても、10月にはUVM 1.0がリリースされるということで、それまでは静観という感じかなー。
検証、Verification、SystemVerilog、UVM、Universal Verification Methodology