Vengineerの妄想

人生を妄想しています。

VirtualTurbo-II


VirtualTurbo-IIは、日立情報通信エンジニアリング(株)が提供しているエミュレーション環境。

LogicBenchをFPGAボードとしたもので、
PCとはPCIバス(ちょっと古いし、速度が遅いが)と接続されたベースボードをエミュレータとして使用します。

PC側では、デバイスドライバ、VirtualTurbo-II APIが提供され、
ユーザのアプリケーションをC言語で作成することになります。

おー、なんだが似ていますね。SCE-MIと!

ソフトウェア側では、SCE-MIも利用できるようで、SystemC/C/C++でアプリケーションが作れます。

BluespecのemVM、AldecのHESとの違いは、VirtualTurbo-IIはハードウェアが基本であり、
FPGAボードにLogicBenchを使っているので拡張(FPGAの規模)ができるということ。
ここが最大なる特徴なのに、最後の1行に

LogicBenchにユーザ論理(ユーザトランザクタ、DUT)を搭載するため、大規模論理に対応可能です。


は、ちょっと残念です。

検証、Verification、FPGA