2013-03-22 OpenACC 2.0 draft マルチコア #ソフトウェア @Vengineerの戯言 : Twitter SystemVerilogの世界へようこそ、すべては、SystemC v0.9公開から始まった OpenACC 2.0 draftがリリースされました。 NVIDIAのGPUを使うには、CudaやOpenCLを使ってプログラムを書かなければいけません。 そこがGPGPUを利用するための壁になっています。 東工大のTSUBAME 2.0を利用する場合も、CudaやOpenCLを使うのが前提でした。 アルファユーザーや研究者(研究所や大学)はより速い処理ができるのなら、 そのために新しい言語やツールを使うのは当たり前です。 OpenACCはGPGPUを使うためのプラグマベースの処理系です。 CPUの並列処理系のOpenMPのような使い方でソースコードにプラグマを追加するだけで、 GPGPUを利用できるのです。 OpenACC 2.0では、プラグマだけでなく、C/C++のAPIが充実し、 GPGPUに対して細かい制御が出来るようになったようです。 OpenACCの処理系は、PGIやCaps Entrepriseが提供しています。 値段も年間30000円未満からと比較的安価で提供されています。