Vengineerの妄想(準備期間)

人生は短いけど、長いです。人生を楽しみましょう!

来年のXilinx、その3


今日から年末年始のお休み。1月4日までお休みです。

さて、


XilinxFPGAに関しては、次の3つのカテゴリーに注目しています。
 ・エントリー : PYNQ
 ・組み込み   : UltraZed
 ・クラウド   : Amazon EC2 F1

の最後の「Amazon EC2 F1」。

このブログでも、12/15に取り上げました。
Amazon EC2 F1 InstancesのWebinarは、12月16日

AWS上でVivadoを使ってFPGA部を開発するのって、
環境を準備しなくてもいいというのは嬉しいですね。
でも、どこでやってもFPGAの配置配線には未だに時間がかかるものです。
それをAWSでやるとその時間課金されますよね。
FPGAの配置配線はCPUパワーとメモリを使うのでたぶん、ずーと課金されます。
ある程度大きい物になると、数時間から半日、長いものでは1日ぐらいかかります。
それを何回も繰り返すと、またまた課金されます。

その点がどうなるかが非常に気になっています。
それぐらい大丈夫だよ、という人(企業)であれば、この環境は非常に魅力的です。

成功事例が出てくるまで待つのか?
それとも、まずはやってみるか?

そこが問題ですね。

Altera OpenCLが先に出てきて、日本ではそれほど利用されていないのも、
この配置配線が大きなネックになっていると思います。
それがクリアできないと、せっかくの道具も、上手く使いこなせないような気がします。

その点をXilinxはどう考えて、どう手を打つかが、来年、ウオッチしたい点ですね。。