Vengineerの妄想(準備期間)

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Intel Lake Crest


IntelのLake Crestについて、お正月に調べてみました。


Intelは、
 ・Xeon
 ・Xeon Phi : Knights Light => Knights Mill(2017)
 ・Xeon + FPGA(Arria 10)のMCP

 ・Xeon + Lake Crest => Knights Crest
と今までは、上の3つだったけど、Nervanaを買収したことで、
4つ目のLake Crestを手に入れたと、


http://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/1034/408/39.jpg
上の図は、PC Watchからの引用です。
(pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/1034/408/39.jpg)

上のアーキテクチャ図を見ると、
 ・12個のProcessing Cluster (FlexPoint)
 ・4個のメモリーコントローラ (HBM2) : 8GBx4=32GB
 ・2個のICC
 ・12個のICL (Inter Chip Link) : 100Gbps
 ・PCIe x16 (DMA付き)
 ・28nm
 ・その他(SPI/IC2/GPIO/Management CPU)

これって、NVIDIAPascalとよく似ていいます。

NVIDIAPascal(Tesla P100)は、
 ・56個のSM(56*64=3584個のFP32 CUDA Cores)
 ・4096-bit HBM2 : 16GB
 ・4個のNVLink
 ・PCIe x16 (たぶんDMA付き)
 ・16nm
という構成です。

共に、
 ・計算ユニット
 ・高メモリバンド幅のメモリ(HBM2)
 ・高速チップ間インターフェース
 ・PCIe x16

HPCでは、NVIDIAGPUの後を追って、IntelXeon Phiを投入したように。

DeepLearningでは、NVIDIAGPUでどんどん先に進んでいましたが、
今回のIntel Lake Crestを投入し、その差を縮め、
その先のKnights Crestでもっと差を縮めると。

NVIDIAIntelの違いは、Fabを持っているかどうか。

10nm/7nmをDeepLearningというアプリケーションにどう投入するか?

IntelはMemoryという鉱脈からCPUという鉱脈に賭けたように
DeepLearningという新しい鉱脈に賭けたのでしょうね。

P.S
この資料Intel Lake Crestについてよくまとまっています。