Vengineerの妄想

人生を妄想しています。

コア数たっぷりなサーバー用チップ、2023

はじめに

1つのパッケージにCPUコアがたっぷり入ったものが色々出てきました。

今日は、

  • AMD Bergamo (2023) : 128コア
  • Ampere Computing AmpereOne (2023) : 192コア
  • Intel Sierra Forest

を比べてみます。

AMD Bergamo

  • EPYC 97X4 (Zen4c)、Zen 4c当たり L3 Cache が 2MB (Zen 4は4MB)
  • TSMC 5nm
  • CCD に 16コア
  • IOD と 8個のCCDを接続して、Packageで128コア
  • DDR5 x 8 channels

Ampere Computing AmpereOne

  • Arm
  • TSMC 5nm
  • BF16
  • DDR5 x 8 channels
  • PCIe Gen5 128 lanes
  • 192コア

Intel Sierra Forest

Sierra Forest が2024、Clearwater Forestが2025年にリリース予定です。

この記事によると、144個のE-Coreを搭載するようです。

Bergamoが128コア、AmpereOneが192コアなので、まだ競争力はありそうですね。

ちなみに、Alder Lake-NであるN100のCPUコアの性能は、第7世代 Core i7-7500UとSingle Thread性能がほぼ同じです。なので、E-Coreだから性能でないというわけではありませんね。

おわりに

AMD Bergamo と Intel Sierra Forest は、Cloud用ということで、GPUを接続する前提ではないですが、AmpereOneは昨日のブログにも書いたようにGPUが接続できるように、PCIe Gen5 が 128 lanes も付いているのが特徴です。

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