はじめに
Gigabyte は、AMD MI300A を 4 つ搭載したサーバー G383-R80 を発表しました。
空冷のようです。
OAM なものではない
下記のように、OAMのようなものを4つ使うのではなく、基板の上に4つの MI300A をソケットで実装するというもののようです。下図は上記Youtubeから説明のために引用します。
右下のヒートシンクの下には何があるんでしょうか?
下記のXの投稿にもうちょっとよく見える写真が載っています。説明のために引用します。
I found a tasty MI300A flavored snack for @IanCutress on the #sc23 show floor! pic.twitter.com/ugiR8Sw0lm
— Cheese (@System360Cheese) 2023年11月14日
右下のヒートシンクのしたは、BMC なのでしょうか?
下記の記事には、1ソケット部分の拡大写真がありました。
その写真を説明のために引用します。電源モジュールがいっぱいあります。電源モジュールの上に2つのICが載っているのが分かりますね。
おわりに
CPU die に接続しているメモリは、24GB x 2 = 48GB、全体で 48GB x 4 = 192GB です。少なくは無いですが、サーバーとして少ないと思います。
NVIDIA GH200では、Grace側に480GB + Hopper側に 94GB/141GB とCPU側に大きなメモリが付いていますが、MI300A の CPU die は GPU die と同じメモリ容量です。
AMDのMI300Aは他にはない構成です。今後もMI400Aと続くものでしょうか?
参考記事