Verification Engineerの戯言
トヨタ本は何冊か読んだが、この本は「トヨタの人」に関するもの!トヨタ本のほとんどが「トヨタ生産方式:TPS」であるが、この本は「トヨタの哲学」を語っていると思います。その「トヨタの哲学」を理解でき、実践できる人をトヨタはつくっている。まさしく王道だと思う。
この本でのキーワードは、2カ所。
Page.109、「知る->分かる->やる->やり続ける->教えることができる」
「知る->分かる」は、デジタル教育で可能であるが、「やる->やり続ける」は、自分が現場で体験しないと習得できない。「この経験が豊富でなければいけない。」
たぶん、「知る->分かる->やる」までできて、成果が上がったが、「やり続ける」ができない一発芸になってしまうのが多いのではないでしょうか?
Page.188、「暗黙知->形式知->暗黙知」形式のプロセスをつくり出していることが重要である。
「暗黙知->形式知」はあたり前であるが、次の「->暗黙知」を生み出せるところにも「トヨタの人づくり」のポイントではないのでしょうか!
とはいっても、トヨタの外側、それも本というものでしか知ることができない私の憶測ですが、
みなさん、どう考えますか?