ovm_xxx_utilsマクロ

Verification Engineerの戯言

Factory用に対応するためには、それなりのお決まり事をやらなければいけません。
その一つがovm_xxx_utilsマクロを使って、Factoryへの準備をすることになります。
ovm_xxx_utilsマクロとしては、

    ovm_object_utils
    ovm_component_utils

があります。また、それぞれに対応した次のようなovm_xxx_utils_begin/_endマクロもあります。

    ovm_object_utils_begin    / ovm_object_utils_end
    ovm_component_utils_begin / ovm_component_utils_end

実は、ovm_xxx_utilsマクロは、ovm_xxx_utils_begin/ovm_xxx_utils_endマクロで次のように定義されているだけです。

    `define ovm_xxx_utils(T) \
    `ovm_xxx_utils_begin(T) \
    `ovm_xxx_utils_end

これらは、src/macros/ovm_object_defines.svhファイルで定義されています。

ovm_object_utilsマクロはovm_objectを継承するクラスに使うのに対して、'
ovm_component_utilsマクロはovm_componentを継承するクラスに対して使います。

検証、Verification、SystemVerilog、OVM、Open Verification Methodology