Vengineerの妄想(準備期間)

人生は短いけど、長いです。人生を楽しみましょう!

FPGA : 3つのカテゴリ


ザイリンクス 7 シリーズ FPGA を発表で、Xilinxは従来のVirtex、Spartanの2つのファミリからVirtex-7ファミリ、Kintex-7 ファミリ、Artix-7 ファミリの3つに変更しました。
Artix-7ファミリは従来のSpartanファミリと同じ位置づけなので、新規はKintex-7ファミリになります。

この3つの分類は、Xilinxの戦略的な分類です。あくまでもXilinxの。

私は、FPGAをどのような分野に利用するかで次のように3つに分類しました。
  ・ 汎用ロジック
  ・ DSP
  ・ SoC
1番目の汎用ロジックは、FPGAの王道です。従来通り、LowからHighまですべての領域で使われていくでしょう!
2番目のDSPは、信号処理用回路を実装する場合。数年前からMatlab => FPGAのフローで利用されています。
そして、3番目のSoCは、新しく登場したカテゴリです。XilinxはVirtex-2でPowerPCをHardIPで提供していますので、いまさら、と言いたいところですが、現在の組み込みCPUの王道は何と言ってもARMです。

FPGA、1つでSoCが実現できる。組み込みシステムができる。何ともうれしい限りです。

そこで、3番目のカテゴリであるFPGA SoCに対する検証って、一体どうすればいいのでしょうか?
ASIC SoCのようなツールを提供してくれるのでしょうか?それも、FPGA価格で!

検証、Verification、FPGA