昨日、@masee101 さんのツイートで、Xilinxはv2015.4でHLSを無償にしたことを知りました。
Vivado Design Suite ユーザー ガイドの最初の部分に、
引用、 リリース ノート 2015.4 新機能 Vivado??DesignSuite2015.4 リリースから、高位合成ツールであるVivadoHLSが無償で提供されるようになり、Vivado のすべてのエディションに含まれるようになりました。 この変更を示すため、エディションの名前はVivadoDesign Suite HLx Edition に変更されています。HLx Edition には、HL System Edition、HL Design Edition、および HL WebPACKTM Edition があ り ます。 これらのエディ シ ョ ンでは、 All Programmable FPGA、 SoC、 および再利用可能なプラ ッ ト フォー ム を 高 い 生 産 性 で 設 計 す る た め の 新 し い 手 法 が イ ネ ー ブ ル に な っ て い ま す 。 す べ て の H L x エ デ ィ シ ョ ン に は Vi v a d o 高位合成 (HLS)、 Vivado IP イ ン テ グ レ ー タ ー、 LogicCore IP サ ブ シ ス テ ム 、 お よ び Vivado イ ン プ リ メ ン テ ー シ ョ ン ツール スイートすべてが含まれており、生産性が高く、高度な C および IP ベースのデザイン フローを即座に導入で きるよ うになっています。
とあります。WebPACK Editionでも無償になりました。
つまり、Web Editionで開発できるデバイスであれば、開発ツールは無償になったということです。
Web Editonでは、下記のデバイスがサポートされています。
Web Editonでは、下記のデバイスがサポートされています。
Zynq??-7000 AP SoC デバ イ ス : XC7Z010、 XC7Z015、 XC7Z020、 XC7Z030 Kintex-7 FPGA : XC7K70T、 XC7K160T Artix-7 FPGA : XC7A15T、 XC7A35T、 XC7A50T、 XC7A75T、 XC7A100T、 XC7A200T
Zybo、ZedBoard、Parallelaなどで使っているZynqはWeb Editionでサポートしていますね。
これで、AlteraのHLS(現時点では、OpenCLをサポート)にもなんらかの影響を与えるでしょうね。
ということで、高位合成友の会 第3回でもこの件は盛り上がるでしょうね。