Vengineerの妄想(準備期間)

人生は短いけど、長いです。人生を楽しみましょう!

なぜマネジメントなのか


なぜマネジメントなのか by ジョアン・マグレッタを久しぶりに読みました。
この本は2001年に出版され、日本語訳は2002年です。

マネジメントというと、
一般的にはマネージャーがやるものだから、
エンジニアには関係ない、
と思っているでしょう。

でも、違います。マネジメントは全ての人に関係するものなんです。

ですから、この本は是非読んで欲しいのです。
アマゾンでの新品の取り扱いは無いですが、中古なら326円と超お得です。

次にあげたものは、私が気になった箇所の一部です。
「マネジメントの責任とは、個々人がその範疇で自己管理を行える価値体系のコンテキストを与えることであり、一人ひとりが自分のパフォーマンスに責任を取る意味と方法を知ることなのだ」P.300

「マネージャーは、どこがその人の強みかを見つける手助けをし、優れたところをさらに伸ばす手助けもできるが、その人自体を変えることはできないし、またしてはならない。」P.319

そして、最後のある次の言葉は、非常に重要です。
積極的に現実を直視し、目的を達成するためのトレードオフを受け容れなければならない。
それこそがマネジメントの働きなのだ。

そうです。トレードオフです。全部お願いではダメなのです。