Vengineerの妄想(準備期間)

人生は短いけど、長いです。人生を楽しみましょう!

Freedom Fabicとは?


AMDが2012年2月に買収したSeaAmicro社のファブリック技術(Freedom Fabric)が面白そうなので調べてみました。

AMDに買収される前に出した「Xeon E3-1260L」を64個搭載したIAサーバ「SM10000-XE」に搭載されているCPUボードの写真には、Xeonとサウスブリッジの他に4つのASICが搭載されています。
これがFreedom Fabricのキモの部分のようです。4つのASICは、サウスブリッジPCI Expressで接続しているのでしょう。サウスブリッジの仕様を見るとGen2のPCI Expressが8本あり、x2構成で4組取れるようです。Gen2が5Gbpsなのでx2で10Gbpsの性能です。実際には8/10なので8Gbpsですが。。。

ASICなので内部でどうなっているかわかりません。
Google君に聞いてもなかなかいい答えを出してくれません。
そんな時は、そう、Patentを調べればいいのです。

キーワードは、"SeaMicro patent" で、Google君、お願い。

はい、見つけました。こちら

    Patent application number: 20090216920
        Dis-Aggregated and Distributed Data-Center Architecture 
            Using a Direct Interconnect Fabric

    Patent application number: 20080320181
        Hardware-Based Virtualization of BIOS, Disks, Network-Interfaces, & Consoles 
            Using a Direct Interconnect Fabric


何と無く分かってきました。

ラインナップのパンフレットには、ATOMXeon(Sandy Bridge/Ivy Bridge)、OpteronといろいろなCPUモジュールありますが、ボードの形状は同じですね。