IBM CAPI : HDLシミュレーション環境(公開編)

@Vengineerの戯言 : Twitter
SystemVerilogの世界へようこそ、すべては、SystemC v0.9公開から始まった

Slideshareに、IBM CAPI : HDLシミュレーション環境(公開編)を公開しました。IBM CPI : 概要の続きです。
22頁以降が追加した内容です。

ModelSim ASE 10.4dで動きます。SystemVerilog DPI-Cを使っています。
でも、FPGAアクセラレータ部分のAPUの回路がありませーーーーーん。

FPL2016のIBMのプレゼン資料、Heterogeneous Computing Systems in Cloud DatacentersでもCAPIを使っています。

21頁の「FFTW on Heterogeneous Compute Nodes 」では、

　・CPU (POWER8)     : FFTW Library
　・GPU (NVIDIA K80) : cuFFT Library
　・FPGA (PCIe FPGA) : Custom FFT Library
　・FPGA (CAPI FPGA) : Custom FFT Library

って、4つのFFTライブラリ、提供していますね。

PCIe FPGAとCAPI FPGAでは、データの移動が必要かどうかです。
PCIe FPGAでは、メインメモリとFPGA用メモリ間でデータの移動が必要ですが、
CAPI FPGAでは、メインメモリのデータをCPUとFPGAが共有できます。

そこが違うんですよ

分かるかな。この違い。。。

35頁には、

　・Test in VM/Docker equipped with FPGA (for POWER8 & CAPI) 

というのがありますよ。