Vengineerの妄想(準備期間)

人生は短いけど、長いです。人生を楽しみましょう!

LEAPMIND


先週の月曜日、お休みして、コンフィギャラブルシステム研究会(RECONF)@ドワンゴに行ってきました。

目的は、最後の[招待講演]

Scalable and convertible FPGA DNN accelerator, 須藤晋一・山田貴登(LeapMind)


でした。

LEAPMIND[LeapMind主催FPGAを用いたディープラーニングのハードウェアアクセラレーション]で気になっていたんですが。

LeapMind株式会社会社紹介資料の資料に、ちょこっとだけ、JUIZのことが書いてあります。

講演でも、このJUIZの説明がありました。まだ、正式リリースされていないようですが。年内にはリリースするようですが。

各種フレームワークからモデルを取り込み、モデル全体を小さくするための再構築後、ハードウェア対応(具体的には、XilinxIntelFPGAのツールにあったC/C++コードへの変換後、Bitstreamの生成)をやるんですね。

これって、中原先生のGUINNESSと基本的に同じですね。

上記の資料の6頁では、小さくしたモデルは、min-segnet, mini-CNN, mini-RCNN, mini-Alexnet, mini-VGGnet, mini-Resnetと
既存モデルをカスタマイズしたものなんでしょうか?
GUINNESSのように、レイヤをユーザーが追加したりできなんでしょうかね。。。

講演では、
 ・データは、FPGAの内部SRAMではなく、DRAMを使う (GUINNESSでは内部SRAMを使っています)

 ・TensorFlow Protocol buffer => 計算グラフ json => グラフ最適化 => Cソース生成 
    => Vivado HLS & FPGA合成 => Vivado SDK GCC 実行バイナリの生成

 ・量子化・XNORコンボリューションによる積和の置換にて、FP32@CPUに対して、20倍 (Binary演算)

 ・LMnet なるネットワークモデルのリポジトリがあり、ユーザーはこれを使える

ハードウェアとしては、9頁にある、LM Blackstart というボードを使うんですね。

このLM Blackstartについては、LeapMind、ディープラーニングチップ向け開発環境「Blackstar SDK」を8月から提供開始で既にリリースされていますね。


質疑応答にて、質問したら、なんか、聞いたことがある声だな。。。
遠くて、暗いので顔がよく見えないけど。。。
で、回答を聴いているときに、気が付きました。。。。。

あー、知り合いだ。。。。某勉強会で。。。。。と。

本当に、いろいろと出歩くと、よくあることです。
で、講演後、名刺を持って、お互いに本職と本名を交換しました。。。(笑)