Vengineerの戯言

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Raspberry Pi4のGPU:VideoCore VIでも TensorFlow GPU Delegate が動くようになった

@Vengineerの戯言 : Twitter
SystemVerilogの世界へようこそすべては、SystemC v0.9公開から始まった 

このツイートにあるように、

Raspberry Pi4のGPUである VideoCore VIがOpenGL ES 3.1をサポートしたようです。

www.khronos.org

CPU: Broadcom BCM2711, quad-core Cortex-A72 (ARM v8)
OS: Raspbian Linux 4.19 (armv7l)
Display: X11 at 3840x2160
gl_renderer: V3D 4.2
gl_shading_language_version: OpenGL ES GLSL ES 3.10
gl_version: OpenGL ES 3.1

 で、さっそく、TensorFlow Lite GPU Delegate の @terryky1220 さんが確認したもようで、CPUで実行するよりも、7倍も遅いやんけー、と。速くなるにはもうちょっと時間がかかりそうですね。

その後、Qiitaに記事をアップしてくれています。

qiita.com

ということは、Raspberry Pi4 では、

  • CPU:Cortex-A72x2
  • GPU:VideoCore VI

の両方で、TensorFlow Liteが動かせるようになり、平行して動かすと、何か?ネタができそうですよ。皆さん、いかがでしょうか?

 

Google DevBoard でも、CPU:Cortex-A53、GPU:Verisilicon GC7000 で TensorFlow Liteが動きますので、下記のように、CPU & GPU で TensorFlow Lite が楽しめます。

qiita.com

 

TensorFlow Lite のここでは、

Works good for Snapdragon(Adreno), Nvidia, Mali. For PowerVR the measurement results are not as precise.

とありますが、こちらは、どうやら、OpenGL ES ではなく、OpenCL っぽい。