はじめに
今日の11時からの半導体チップ雑談では、ARM AMBA CXS についてお話します。
来週日曜日の11:00-12:00に半導体チップに関する雑談をやっています
— Vengineer@ (@Vengineer) 2022年12月11日
第67回、
来週日曜日(12/18)は、
ARM CXSとは、何?https://t.co/D5A2vQFq6l
そのために、説明資料としてまとめます。
ARM AMBA CXS
ARM AMBA CXS を知ったのは、確か、Arm Neoverse-V1 Reference Design を調べていた時に、説明の図に CXS なる文字を発見したからです。
CMN-650/CMN-700 と SMP CCIX chiplets and/or CXL ports の間に、CXS なる文字を見つけた次第です。
ARMA CXS Protocol Specification の仕様書は、PDFのみで、ここにあります。
頁数は54頁とかなり少なめです。
Page.15に下図があります。説明のために引用します。
CCIX and CX protocol layer interface と PCIe data link and PHY layers 間を CXS で繋げるイメージです。
信号線は、Page.19にあります。こちらも説明のために引用します。
転送例の図がPage.36にあります。説明のために引用します。
1回の転送(FLIT) では、最大4個のパケットを転送できます。パケット数は、CXSCNTL信号内のSTART[3:0] fieldで、4つまでになっています。
上記の図では、1, 2, - , 1, 1, , , 2, 2, 1, 2 のようにパケットを送信しています。
おわりに
ARM AMBA CXS について、ざっくり調べました。CCIXでチップ間接続、CXLでI/O接続ができるわけですが、このようなチップを作るところってかなり限定的なので、日本ではほぼ使うことはないと思いますが、興味を持ったので調べました。