Vengineerの妄想(準備期間)

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ChatGPTの影響

はじめに

昨日の半導体チップ雑談、祝100回記念の中で、ちょっと話題になった ChatGPTの影響。

vengineer.hatenablog.com

記録に残しておくと、数年後が面白いので残します。

ChatGPTの影響は?

あたし的には、ChatGPTのような LLM (Large Language Model) などを利用したシステムが大きな影響を与えるのは、企業で働いている一般職という人達だと思っています。

特に、BtoBのビジネスの中の人とBtoCのお客様対応。

LLMで一般的な情報を学習して、それをビジネスに利用してもかなり限定的だと思います。

自社の商品/サービスや関連するビジネス情報を追加しないと、使い物になるとは思っていません。

それをうまく取りこめて、自社のシステムとして運用できれば、今まで人間が行っていた多くのことのLLMが対応してくれるのです。

例えば、コールセンター。人間が対応すると、どうしても感情的になりますが、LLMが対応すればまずはそんなことないです。

良いクレームと悪いクレームを分け、よいクレームには人間が対応し、悪いクレームにはLLMが対応する感じです。

エンジニアのお仕事に対してもある程度は影響を受けますが、上記のようなお仕事よりは影響を受けないと思います。

では、普通の人は?どうなるかというと、プライベートではスマホのアプリにLLMが多少なりと入ってくると思います。しかしながら、LLMをを作り上げるにはそれなりの費用が掛かりますので、無料アプリには使い物になるようなものは入ってこないと思います。ChatGPTの有料サービスは現在 $20/月ですが、そのぐらいの費用を出さないとまともに使えないということになると思います。$20/月、って多くのアプリの課金よりかなり高いと思います。

そして、日本では労働人口が減っているので、LLMのようなコンピュータができるものはどんどん置き換わっていくと思います。

おわりに

今の状況が1年、2年続き、LLMが本当に使えるものかが分かった時に、このブログを振り返りたいと思います。

P.S 我が家の周りにはスーパーやドラッグストアが非常に多くありますが、この3年間でどんどんレジの支払いが客が行うシステムに変わっています。そんな感じで、ChatGPT のような LLM は人間がやらなくていい部分の多くを代行すると思います。