はじめに
このブログでも紹介した StarFiveのSoC、VisionFive 2 Quad-Core RISC-V のベンチマークの記事がXのTLに流れてきました。
対象は、
- Orange Pi 5 : Rockchip RK3588S (Cortex-A76 x 4 + A55 x 4) up to2.4GHz
- Rapberry Pi 4 : Broadcom BCM2711 (quad-core Cortex-A72)@1.5GHz
- VisionFire 2 : StarFive JH7110 (Dual-core Sifive U740RISC-V processor @ 1.5 GHz with 2MB L2 cache)
性能は、Orange Pi 5 の最大1/20ぐらい
上記の記事を見ると、VisionFire 2は Orange Pi 5 の 最大 1/20 ぐらい。。
Orange Pi 5は動作周波数が最大 2.4GHz なので、2.4/1.5 = 1.6 倍です。それを換算しないといけませんね。
Rasberry Pi 4との比較は、1.数倍から7 - 8倍。。。こちらは動作周波数は同じです。
ARM Cortex A72 と SiFive U74 の性能はかなりあるということになりますね。
U74 搭載のSiFive HiFive Unmatched の性能
VisionFIre2 と同じU74搭載のSiFive HiFive Unmatched のベンチマークデータが下記の記事にありました。種類はあまりありませんが、Rasberry Pi 400との比較も載っています。
1.数倍から5倍程度です。 www.phoronix.com
おわりに
SiFiveのRISC-V Core IPは、どんどん進化して、現在は、
- Performance
- Intelligence
- Automotive
- Essential
というカテゴリで開発しています。U74はEssentialのカテゴリっぽいそうです。そうなると、もっと速いCoreは Intelligence や Performance にカテゴリにあると思いますが、お手頃価格で購入できるボードにはそれなりのコストのものしか載せられないので、まだ、Arm系のSoCには性能的には勝てませんね。。。
それから、昨年からの円安で 30 - 40 % ぐらい円での支払いが多くなっているのは辛いですね。100ドルでも3,000 - 4,000円も違いますからね。
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