Vengineerの戯言

人生は短いけど、長いです。人生を楽しみましょう!

Google TPU の HBM が HBM2/HBM2e である理由

はじめに

Google TPUのHBM

  • v2 (2017) : HBM2
  • v3 (2018) : HBM2
  • v4 (2021): HBM2
  • v4i (2021) : HBM2
  • v5e (2023) : HBM2
  • v5p (2023) : HBM2e

のように、HBM2が主に使われています。このことについては、昨年(2023年4月12日)にこのブログでも紹介しています。

vengineer.hatenablog.com

HBM2 な理由がわかった。

3月22日の下記のブログで、Broadcom の活動を紹介しました。

vengineer.hatenablog.com

スライドの中を再度振り返ってみたら、87頁のスライドにて発見しました。そのスライドを下記に説明のために引用します。

上記の赤丸の部分の「Memory」です。

  • HBM PHY, Integration & Performance (Broadcom Owned)

とあります。そう、HBMのPHYはBroadcomだったのです。。

おわりに

このBroadcomの資料、宝の山です。

まだまだ、宝が埋まっているので、別のブログで紹介したいと思います。