Vengineerの妄想

人生を妄想しています。

Arrow Lakeでメモリコントローラの使い方が変わった?

はじめに

下記のXの投稿を見て、何?と思いました。Arrow Lake の メモリコントローラの使い方のようですが。。

ということで、調べてみました。

Arrow Lake の メモリコントローラの使い方

下記の記事に載っている図が分かりやすかったです。

www.techpowerup.com

その図を説明のために引用します。左側が Arrow Lake、右側が Metoer Lake かな?

右側は、2つのメモリコントローラが CH0 と CH1 に繋がっています。つまり、64ビット単位でアクセスする(DIMM)。同時にアクセスできるのは、64ビットが2つ。

一方、左側は、各メモリコントローラから32ビットのCH0とCH1が出ていて、同時にアクセスできるのは、32ビットが4つ。

Metoer Lake のDRAMは、DDR-5600で、Arrow Lake の DRAM は、DDR-6400 ですが、同じ動作周波数で考えると、全体の帯域は同じだけどね。

DDR-5600 で考えると、

  • Meteor Lake は、DDR-5600 x 2
  • Arrow Lake は、DDR-2800 x 4

って感じですかね。

コアがいっぱいあるので、メモリポートは多い方がいいような気がします。

Metoer Lake と Arrow Lake の SoC Tile の メモリコントローラの部分、確かに変わったような気がしますね。

  • Alder Lake : LPDDR4/LPDDR5, DDR4/DDR5
  • Raptor Lake/Raptor Lake Refresh : DDR4/DDR5
  • Meteor Lake : DDR5

Lunar Lake

Lunar Lake は、128bitなLPDDR5Xで、16GB x 2 です。1つのLPDDR5Xは、64bitですが、DDR5と同じように32bit x 2です。

なので、Arrow Lakeのような感じにできそうですが、どうなんでしょうか?

Lunar Lake の Die shot を見る限り、メモリコントローラは1個っぽいですね。

vengineer.hatenablog.com

おわりに

DDR5が使われるようになっていたが、DDR4との共有を考えると、DDR5でも64ビット(32ビット x2) という使い方になっていたんでしょうね。。

下記の記事にDDR4とDDR5の時の説明の図が載っていました。

説明のために引用します。

このブログでも、2022年11月に取り上げていました。

vengineer.hatenablog.com