Vengineerの妄想

人生を妄想しています。

AMD MI300CをMicrosoftが導入!

はじめに

AMDのMI300Cをこのブログで取り上げたのが8月。

vengineer.hatenablog.com

この時、MI300C は、

  • 12 x CCD (96 cores)
  • 8 x 16GB = 128GB HBM3

ということでした。

Microsoft が導入した MI300C は?

Azure HBv5 として、AMD MI300C を導入し、サービスを開始するようです。

techcommunity.microsoft.com

HBMになったことにより、STREAM 値が HBv4 の 780 に対して、HBv5 は 6900 と9倍ぐらい速くなっています。

下図は、上記のMicrosoftのサイトから説明のために引用します。

1ノードに、4個の MI300C が搭載されているようで、1ノードで、 352 AMD EPYC “Zen4” CPU core & 400-450 GB of RAM (HBM3) ということです。

MI300Cは、

  • 12 x CCD (96 cores)
  • 8 x 16GB = 128GB HBM3

とすると、4個だと

  • 12 x CCD (96 cores) x 4 = 384 cores
  • 8 x 16GB = 128GB HBM3 x 4 = 512GB

ですが、

  • 352 cores
  • 400 - 450 GB

なのですね。

こちらにも写真が載っていますね。

www.servethehome.com

おわりに

この HBv5 って、NUMAは1なのでしょうか?それとも各チップ毎になり、4なのでしょうか?

写真には、CPU #0/#3 と CPU #1/#2 が2個づつ載っているので、どんな感じで割り当てられているのでしょうかね。