Verification Engineerの戯言
画像処理システムのPlatform Architectへの展開 by 小片さん
検証プラットフォームをどう作り込むかというお話。
前半は、次の3つ。
前半は、次の3つ。
①、AHBバスシステム ②、AXIバスシステム ③、画像処理システム
①、AHBバスシステム(CAモデル)をRTLとのCo-Sim(協調検証)向けモデルとして作成。
②、より抽象度の高いバスの構築として、AXIバスシステム(TLモデル)として構築
③、画像処理システムへの適応し、最適化することで約200倍高速化を達成
②、より抽象度の高いバスの構築として、AXIバスシステム(TLモデル)として構築
③、画像処理システムへの適応し、最適化することで約200倍高速化を達成
後半は、もっと高速化(リアルタイムな画像処理)をするためにはどうすればいいのか?
CoWareのPlatoform Architectを利用し、③の画像処理システムを移植、動作確認から始まる。
CoWareのPlatoform Architectを利用し、③の画像処理システムを移植、動作確認から始まる。
④、画像処理システムのPlatform Architectへの移植 ⑤、AXIバスシステムをTLからPVへの変更 ⑥、PVからTLM2.0モデルへの変更
Platform Architectを使えば、バス部分を簡単にいろいろな抽象度に変えられるのがポイント!
CA => PV => TLM 2.0と変えても、システムの構成の変更はなし。ここがポイント。
CA => PVで300倍以上高速化できている。
CA => PV => TLM 2.0と変えても、システムの構成の変更はなし。ここがポイント。
CA => PVで300倍以上高速化できている。
CA => PV => TLM 2.0の3つのステップにかかった時間は合計で7日/2人。
この事例はESLツールの利点をうまく使った良い事例の見本ではないでしょうか?
でも、期待することには、ツールの低価格化があがっています。や、は、り、高いのだ!
検証、Verification、SystemC