Vengineerの妄想(準備期間)

人生は短いけど、長いです。人生を楽しみましょう!

VMM : b_transport

Verification Engineerの戯言 : SystemVerilogの世界へようこそ

Port/Export間でのデータ転送には、b_transportタスクを使います。
Port側のtransportタスクとExport側のb_transportタスクでは、引数が違います。

Port側は、
        m_port.b_transport(tx, delay); 
で、Portのインスタンス(m_port)のタスクとして呼び出されます。
引数は、トランザクションデータ(Tx)とディレイ(delay)です。
一方、Export側は、
    task b_transport(int id = -1, my_tx trans, ref int delay); 
で、タスクとして実装します。第1引数として(id)があります。
このidはどこから来たトランザクションデータであるかを区別するために使います。

b_transportタスクは、引数が違うということを覚えておきましょう!

検証、Verification、SystemVerilog、VMM、Verification Methodology Manual