Vengineerの妄想(準備期間)

人生は短いけど、長いです。人生を楽しみましょう!

RocketDriveとRocketVision


HDLシミュレーション環境にFPGAバイスの精度と速度を持ち込むのがGateRocketが提唱している

Device Native FPGA verification solution

(Device Nativeは、登録商標のようです)

RocketDriveは、
  ・FPGAベース(Altera:StratixII/IV、Xilinx:Virtex-4/5/6)
  ・DiskドライブのようにPCに接続する
  ・シミュレータ、論理合成、配置配線とシームレスに統合
という特徴があります。




は、外付け(写真は、RocketGateのサイトからURLで取り込んでいます)ではなく、
5インチドライブディスクのようにPCに組み込むというところが新しいですね!
RTLシミュレータとGateDriveでRTLコードはRTLシミュレータでFPGA部分はGateDriveにて動作されます。

RocketVisionは、
  ・少ないオーバーヘッドで、テストポイント挿入を自動で行う
  ・RTLとFPGAの動作比較を自動で行う
  ・Soft-patchというもの(合成配置配線の繰り返しを減らす)
という機能を持っています。
Soft-patchとは、ある部分をFPGAからRTLコードに置き換える(パッチを当てる)ことで、
合成配置配線をやらずにデバックできるというもののようです。

それから、RTL + testbenchを使うことで、RTLとFPGAの結果を比較できるということもできるようです。
Golden RTL vs FPGAという感じに!

検証、Verification、FPGA